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Channel: 倭人伝を解く
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又東北八百里曰兔床之山

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又東北八百里曰兔床之山其陽多鐵其木多藷藇

また東北へ八百里(一里150m換算で約120km)、曰く兔床の山と。その陽(南側)には鉄が多く、
その木は藷藇(=祝余と書けてニガカシュウ?既出)が多く、

其草多雞穀其本如雞卵其味酸甘食者利於人

その草は雞穀が多く、その華(はな 本(ホン)=華(ホワ)?)は鶏(にわとり)の卵(たまご)の如(ごと)くで、その味は酸甘(甘酸っぱい)で、食べた者は人に利(り)する。(おそらくウツボカズラの一種?Nepenthes rafflesiana)

又東六十里曰皮山多堊多赭其木多松柏

また東へ六十里(一里150m換算で約9km)、曰く皮山と。堊(いろつち)が多く、赭(あかつち)が多い。その木は松(まつ)、柏(このてがしわ)が多い。

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