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Channel: 倭人伝を解く
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三国志魏書 弁辰伝 始め

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弁辰亦十二國又有諸小別邑各有渠帥

弁韓(辰(厂(カン)?=韓(カン)?)もまた十二国で、またもろもろの小さい別邑(=暴邑または亡邑または武邑? 逃亡者の賊邑のこと)が有る。(十二国の)おのおのには渠帥(長帥)がいる。

大者名臣智其次有險側次有樊濊次有殺奚次有邑借

(渠帥の)大きい者の名は臣智、その次は険側、次は樊濊が有り、次は殺奚が有り、次は邑借が有る。

有已柢國、不斯國、弁辰彌離彌凍國、弁辰接塗國、勤耆國、難彌離彌凍國、弁辰古資彌凍國、弁辰古淳是國、冉奚國、弁辰半路國、弁樂奴國、軍彌國、弁軍彌國、弁辰彌烏邪馬國、如湛國、弁辰甘路國、戶路國、州鮮國、馬延國、弁辰狗邪國、弁辰走漕馬國、弁辰安邪國、弁辰瀆盧國、斯盧國、優中國

弁辰韓合二十四國

弁韓、辰韓合わせて二十四国(軍彌国が重複しています)。

大國四五千家小國六七百家總四五萬戶

大きい国は四、五千家、小さい国は六、七百家、全部で四、五万戸。

其十二國屬辰王

その十二の国(辰韓の国)は韓王(辰=韓?)に属する。

辰王常用馬韓人作之世世相繼

韓王(辰=韓?)は常に馬韓人を用いてこれを作り、世々相継する。

辰王不得自立為王

韓王(辰=韓?)は自ら立って王に為ることはできない。

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