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Channel: 倭人伝を解く
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國岡上廣開土境好太王存時

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國岡上廣開土境好太王存時

国岡上広開土境(平安)好太王(通説では広開土王という長寿王の父を指しますが、長寿王のことではないかと思います。理由は梁書などには長寿王の父の広開土王は記されていませんし、年号が永楽という名から長寿を連想します。また、三国史記には国岡上王(故国原王)、広開土王がおり、好太王の正式名称はその両方を併せ持ち、また長寿王の諡(おくり名)は康(コウ)で好太王の好(コウ)に通じるからです。またこの碑文の弔卅有九宴駕という言葉から三十九才で亡くなったと訳すのが定説になっているようですが、普通は歳とか年の字が数字に書かれますが、この文では意味が通らないので違う意味で訳しました)は存時、

教言祖王先王但教取遠近舊民守墓洒掃

教(みちびきさとす)して言った、「祖王、先王は但(もっぱら)に遠近の旧民を取って墓を守り洒掃(清掃)することを教えた。

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