至遼水高麗亦困弊遣使乞降因送斛斯政贖罪
遼水(漢江?)に至ると、高麗も亦、困弊し、使者を遣わして降伏を乞い、斛斯政を送ることに因りて罪を贖(あがな)おうとした。
帝許之頓懷遠鎮受其降仍以俘囚軍實歸
帝はこれを許し、懐遠鎮に頓(駐屯する)して、その降伏を受けた。仍(すなわち)、俘囚(斛斯政?)を以て、軍は即(すぐに 実(シー)=即(チー)?)に帰った。
至京師以高麗使親告太廟因拘留之
京師(大連の金州?)に至り、高麗使者を以て太廟に親告し、これを拘留することに因りて、
仍徵元入朝元竟不至帝更圖後舉會天下喪亂遂不復行
仍(すなわち)、元に入朝を徴(もとめる)したが、元は竟(とうとう)至らなかった。
帝は更に後挙を図った。会(ちょうどことのとき)、天下が喪乱し、遂に復(また)行くことはなかった。
今日で北史 高麗伝は終わりです。明日からは北史、百済伝に入ります。
遼水(漢江?)に至ると、高麗も亦、困弊し、使者を遣わして降伏を乞い、斛斯政を送ることに因りて罪を贖(あがな)おうとした。
帝許之頓懷遠鎮受其降仍以俘囚軍實歸
帝はこれを許し、懐遠鎮に頓(駐屯する)して、その降伏を受けた。仍(すなわち)、俘囚(斛斯政?)を以て、軍は即(すぐに 実(シー)=即(チー)?)に帰った。
至京師以高麗使親告太廟因拘留之
京師(大連の金州?)に至り、高麗使者を以て太廟に親告し、これを拘留することに因りて、
仍徵元入朝元竟不至帝更圖後舉會天下喪亂遂不復行
仍(すなわち)、元に入朝を徴(もとめる)したが、元は竟(とうとう)至らなかった。
帝は更に後挙を図った。会(ちょうどことのとき)、天下が喪乱し、遂に復(また)行くことはなかった。
今日で北史 高麗伝は終わりです。明日からは北史、百済伝に入ります。