左蒼梧右西極丹水更其南紫淵徑其北
左は蒼梧、右は西極、丹水はその南を境(さかい)にし、紫淵はその北を境(さかい)にします。
終始霸滻出入渭
灞(川名)、滻(川名)を内包(ないほう)し、(川名)渭(川名)を出し入れし、
酆鄗潦潏紆餘委蛇經營乎其內
酆鄗潦潏(いずれも川名)は、くねくねとうねりまがって身をくねらせ、その内側を境(さかい)してかこみ、
蕩蕩兮八川分流相背而異態
蕩蕩(とうとう)と水がすさまじくぶつかり合って、八つの川の濆(みぎわ、岸 分(ふん)=濆(ふん)?)の流れは、相(あい)さからいあって、(流れの)かたちを異にします。
東西南北馳騖往來出乎椒丘之闕
東西南北、走りまわって往き来し、椒丘の闕(遠望台)に出て、
行乎洲淤之浦徑乎桂林之中過乎泱莽之野
洲淤の浦(うら)に行き、桂林の中を通って、泱莽の野を越えます。
汨乎渾流順阿而下赴隘陜之口
汨(べき 川名)は濁(にご)った流れで、曲がったところに従(したが)って下(くだ)り、隘陜(せまい)の口に赴(おもむ)きます。
觸穹石激堆埼沸乎暴怒洶涌滂撓
大きい石にぶつかったり、堆埼(うずたかい川岸の突き出たところ)に流れをせきとめられ、沸(わ)き立つは暴(あば)れ怒り、波が盛んにわきたって盛んな流れがたわめられ、
左は蒼梧、右は西極、丹水はその南を境(さかい)にし、紫淵はその北を境(さかい)にします。
終始霸滻出入渭
灞(川名)、滻(川名)を内包(ないほう)し、(川名)渭(川名)を出し入れし、
酆鄗潦潏紆餘委蛇經營乎其內
酆鄗潦潏(いずれも川名)は、くねくねとうねりまがって身をくねらせ、その内側を境(さかい)してかこみ、
蕩蕩兮八川分流相背而異態
蕩蕩(とうとう)と水がすさまじくぶつかり合って、八つの川の濆(みぎわ、岸 分(ふん)=濆(ふん)?)の流れは、相(あい)さからいあって、(流れの)かたちを異にします。
東西南北馳騖往來出乎椒丘之闕
東西南北、走りまわって往き来し、椒丘の闕(遠望台)に出て、
行乎洲淤之浦徑乎桂林之中過乎泱莽之野
洲淤の浦(うら)に行き、桂林の中を通って、泱莽の野を越えます。
汨乎渾流順阿而下赴隘陜之口
汨(べき 川名)は濁(にご)った流れで、曲がったところに従(したが)って下(くだ)り、隘陜(せまい)の口に赴(おもむ)きます。
觸穹石激堆埼沸乎暴怒洶涌滂撓
大きい石にぶつかったり、堆埼(うずたかい川岸の突き出たところ)に流れをせきとめられ、沸(わ)き立つは暴(あば)れ怒り、波が盛んにわきたって盛んな流れがたわめられ、