卜求當行不行行首足開
卜(うらな)うに、行くべきか行かないべきかを求め、行くべきであれば、首が出て足が開く、
不行足肣首仰若吉安安不行
行かないべきであれば、足、しっぽ( 肣(こん)=臗(こん)?))が出て首が仰(あお)ぎ、(甲羅が?)水平に広がって弛(ゆる)(吉=弛(ち)?)み安んずるがごとくになり、安んじて歩かない。
卜往擊盜當見不見
盗人を撃(う)ちに往(い)ってまさに出会うが出会わないかを卜(うら)ない、
見首仰足肣有外不見足開首仰
出会えば、首が仰(あお)ぎ、足、しっぽ( 肣(こん)=臗(こん)?))は(甲羅の?)外側に有り、出会わなければ、足が開いて、首が仰(あお)ぐ。
卜往候盜見不見
盗人をうかがいに往(ゆ)き、出会うか出会わないかを卜(うら)ない、
見首仰足肣肣勝有外
出会えば、首が仰(あお)ぎ、足、しっぽ( 肣(こん)=臗(こん)?))が出て、しっぽ( 肣(こん)=臗(こん)?))は(甲羅の?)外側に有ってもちこたえる。
不見足開首仰
出会わなければ、足が開き首が仰(あお)ぐ。
卜聞盜來不來來外高內下足肣首仰
盗人が来るか来ないかを聞くを卜(うらな)い、来れば、(甲羅の?)外側が高くなり、内側が低くなり、足、しっぽ( 肣(こん)=臗(こん)?))が出て、首が仰(あお)ぐ。
不來足開首仰若吉安期之自次
来なければ、足が開いて首が仰(あお)ぎ、(甲羅が?)水平に広がって弛(ゆる)(吉=弛(ち)?)むがごとく、これを期(き)して自(おの)ずから息(いこ)う(次=息?)。
卜遷徙去官不去去足開有肣外首仰
移って官を去るか去らないかを卜(うらな)い、去るは、足が開きしっぽ( 肣(こん)=臗(こん)?))が(甲羅の?)外側に有り、首が仰(あお)ぐ、
不去自去即足肣呈兆若吉安
去らず、自ら去るは、すなわち足、しっぽ( 肣(こん)=臗(こん)?))がでて、兆(きざ)しをあらわして、(甲羅が?)水平に広がって弛(ゆる)(吉=弛(ち)?)み安んずるがごとくになる。
卜居官尚吉不吉呈兆身正若吉安
官に居(い)るは尚(なお)吉であるか不吉であるかを卜(うらな)い、吉であれば、兆(きざ)しをあらわして身が正され、(甲羅が?)水平に広がって弛(ゆる)(吉=弛(ち)?)み安んずるがごとくになる。
不吉身節折首仰足開
不吉であれば、身(み)の関節が折れまがって、首が仰(あお)ぎ足が開く。
卜居室家吉不吉吉呈兆身正若吉安
家に居(いる)は吉が不吉かを卜(うらな)い、吉であれば、兆(きざ)しをあらわして、身が正され、
(甲羅が?)水平に広がって弛(ゆる)(吉=弛(ち)?)み安んずるがごとくになる。
不吉身節折首仰足開
不吉であれば、身(み)の関節が折れまがり、首が仰(あお)ぎ足が開く。
卜歲中禾稼孰不孰孰首仰足開內外自橋外自垂
実りの時期に穀物が熟(う)れるか熟(う)れないかを卜(うらな)い、熟(う)れれば、首が仰(あお)ぎ、足が開き、(甲羅の?)内側は自(おのず)から高くなり(外=×?)、外側が自ずから垂(た)れる。
不孰足肣首仰有外
熟(う)れなければ、足、しっぽ( 肣(こん)=臗(こん)?))、首が仰(あお)いで(甲羅の?)外側に有る。
卜歲中民疫不疫疫首仰足肣身節有彊外
実りの時期に民が疫病(えきびょう)にかかるかかからないかを卜(うらな)い、疫病にかかれば、
首が仰(あお)ぎ、足、しっぽ( 肣(こん)=臗(こん)?))が出て、身(み)の関節が(甲羅の?)外側を強(し)いる。
不疫身正首仰足開
疫病にかからなければ、身(み)は正され首は仰(あお)ぎ足は開く。
卜歲中有兵無兵無兵呈兆若吉安
実りの時期に戦いが有るか戦いが無いかを卜(うらな)い、戦いが無ければ、兆(きざ)しをあらわし
(甲羅が?)水平に広がって弛(ゆる)(吉=弛(ち)?)み安んずるがごとくになる。
有兵首仰足開身作外彊情
戦いが有れば、首が仰(あお)ぎ、足が開き、身(み)は(甲羅の?)外側に強いておもむきを作る。
卜(うらな)うに、行くべきか行かないべきかを求め、行くべきであれば、首が出て足が開く、
不行足肣首仰若吉安安不行
行かないべきであれば、足、しっぽ( 肣(こん)=臗(こん)?))が出て首が仰(あお)ぎ、(甲羅が?)水平に広がって弛(ゆる)(吉=弛(ち)?)み安んずるがごとくになり、安んじて歩かない。
卜往擊盜當見不見
盗人を撃(う)ちに往(い)ってまさに出会うが出会わないかを卜(うら)ない、
見首仰足肣有外不見足開首仰
出会えば、首が仰(あお)ぎ、足、しっぽ( 肣(こん)=臗(こん)?))は(甲羅の?)外側に有り、出会わなければ、足が開いて、首が仰(あお)ぐ。
卜往候盜見不見
盗人をうかがいに往(ゆ)き、出会うか出会わないかを卜(うら)ない、
見首仰足肣肣勝有外
出会えば、首が仰(あお)ぎ、足、しっぽ( 肣(こん)=臗(こん)?))が出て、しっぽ( 肣(こん)=臗(こん)?))は(甲羅の?)外側に有ってもちこたえる。
不見足開首仰
出会わなければ、足が開き首が仰(あお)ぐ。
卜聞盜來不來來外高內下足肣首仰
盗人が来るか来ないかを聞くを卜(うらな)い、来れば、(甲羅の?)外側が高くなり、内側が低くなり、足、しっぽ( 肣(こん)=臗(こん)?))が出て、首が仰(あお)ぐ。
不來足開首仰若吉安期之自次
来なければ、足が開いて首が仰(あお)ぎ、(甲羅が?)水平に広がって弛(ゆる)(吉=弛(ち)?)むがごとく、これを期(き)して自(おの)ずから息(いこ)う(次=息?)。
卜遷徙去官不去去足開有肣外首仰
移って官を去るか去らないかを卜(うらな)い、去るは、足が開きしっぽ( 肣(こん)=臗(こん)?))が(甲羅の?)外側に有り、首が仰(あお)ぐ、
不去自去即足肣呈兆若吉安
去らず、自ら去るは、すなわち足、しっぽ( 肣(こん)=臗(こん)?))がでて、兆(きざ)しをあらわして、(甲羅が?)水平に広がって弛(ゆる)(吉=弛(ち)?)み安んずるがごとくになる。
卜居官尚吉不吉呈兆身正若吉安
官に居(い)るは尚(なお)吉であるか不吉であるかを卜(うらな)い、吉であれば、兆(きざ)しをあらわして身が正され、(甲羅が?)水平に広がって弛(ゆる)(吉=弛(ち)?)み安んずるがごとくになる。
不吉身節折首仰足開
不吉であれば、身(み)の関節が折れまがって、首が仰(あお)ぎ足が開く。
卜居室家吉不吉吉呈兆身正若吉安
家に居(いる)は吉が不吉かを卜(うらな)い、吉であれば、兆(きざ)しをあらわして、身が正され、
(甲羅が?)水平に広がって弛(ゆる)(吉=弛(ち)?)み安んずるがごとくになる。
不吉身節折首仰足開
不吉であれば、身(み)の関節が折れまがり、首が仰(あお)ぎ足が開く。
卜歲中禾稼孰不孰孰首仰足開內外自橋外自垂
実りの時期に穀物が熟(う)れるか熟(う)れないかを卜(うらな)い、熟(う)れれば、首が仰(あお)ぎ、足が開き、(甲羅の?)内側は自(おのず)から高くなり(外=×?)、外側が自ずから垂(た)れる。
不孰足肣首仰有外
熟(う)れなければ、足、しっぽ( 肣(こん)=臗(こん)?))、首が仰(あお)いで(甲羅の?)外側に有る。
卜歲中民疫不疫疫首仰足肣身節有彊外
実りの時期に民が疫病(えきびょう)にかかるかかからないかを卜(うらな)い、疫病にかかれば、
首が仰(あお)ぎ、足、しっぽ( 肣(こん)=臗(こん)?))が出て、身(み)の関節が(甲羅の?)外側を強(し)いる。
不疫身正首仰足開
疫病にかからなければ、身(み)は正され首は仰(あお)ぎ足は開く。
卜歲中有兵無兵無兵呈兆若吉安
実りの時期に戦いが有るか戦いが無いかを卜(うらな)い、戦いが無ければ、兆(きざ)しをあらわし
(甲羅が?)水平に広がって弛(ゆる)(吉=弛(ち)?)み安んずるがごとくになる。
有兵首仰足開身作外彊情
戦いが有れば、首が仰(あお)ぎ、足が開き、身(み)は(甲羅の?)外側に強いておもむきを作る。