兩軍相當日暈暈等力鈞
二つの軍が相当(あいあたる)し、日(太陽)が暈(うん 太陽や月のまわりにあらわれる光の環 或いは虹?)したとき、暈(うん 太陽や月のまわりにあらわれる光の環)が等(ひと)しければ、力は鈞(ひとしい)で、
厚長大有勝薄短小無勝
厚く長く大きければ、勝ちがあり、薄く短く小さければ、勝ちが無い。
重抱大破無抱為和背[為]不和為分離相去
重(かさ)なった抱(ほう とりまく)は大いに破(やぶ)るやいなや。抱(ほう とりまく)すれば、和(わ)を為し、背(はなれる)して不和ならば、分離して相(あい)去るを為す。
直為自立立侯王(指暈)[破軍](若曰)殺將
直(まっすぐ)は自立を為し、侯王を立てる。軍を破り、将軍を殺す。
負且戴有喜圍在中中勝在外外勝
まさに負戴(ふたい 頭にのせたりする)すれば、喜びを有する。囲(かこ)んで中に在れば、中が勝ち、外に在れば、外が勝つ。
青外赤中以和相去赤外青中以惡相去
青色が外側で赤色が内側ならば、和(わ)を以って相(あい)去り、赤色が外側で青色が内側ならば悪(にくむ)を以って相(あい)去る。
氣暈先至而後去居軍勝先至先去前利後病
気暈が先(さき)に至りて後(おく)れて去れば、軍勝を据(す)える。先(さき)に至りて先(さき)に去れば、前(さき)に利(り)して後(あと)で病(や)む。
後至後去前病後利後至先去前後皆病居軍不勝
後(おく)れて至り後(おく)れて去れば、前(さき)に病(や)んで後(あと)で利(り)する。後(おく)れて至り先(さき)に去れば、前(さき)も後(あと)も皆(みな)病(や)み、軍の不勝(ふしょう)を据(す)える。
見而去其發疾雖勝無功見半日以上功大
見(あらわれる)して去(さ)れば、その疾(流行病)を発し、勝つと雖(いえど)も功は無い。
半日以上あらわれれば、功は大きくなる。
白虹屈短上下兌有者下大流血
白虹が屈(くっ)して短く、上下に兌(まっすぐ)ならば、下に有るものは大いに流血する。
日暈制勝近期三十日遠期六十日
日(太陽)の暈は勝ちを制して、近いときは三十日、遠いときは六十日。
二つの軍が相当(あいあたる)し、日(太陽)が暈(うん 太陽や月のまわりにあらわれる光の環 或いは虹?)したとき、暈(うん 太陽や月のまわりにあらわれる光の環)が等(ひと)しければ、力は鈞(ひとしい)で、
厚長大有勝薄短小無勝
厚く長く大きければ、勝ちがあり、薄く短く小さければ、勝ちが無い。
重抱大破無抱為和背[為]不和為分離相去
重(かさ)なった抱(ほう とりまく)は大いに破(やぶ)るやいなや。抱(ほう とりまく)すれば、和(わ)を為し、背(はなれる)して不和ならば、分離して相(あい)去るを為す。
直為自立立侯王(指暈)[破軍](若曰)殺將
直(まっすぐ)は自立を為し、侯王を立てる。軍を破り、将軍を殺す。
負且戴有喜圍在中中勝在外外勝
まさに負戴(ふたい 頭にのせたりする)すれば、喜びを有する。囲(かこ)んで中に在れば、中が勝ち、外に在れば、外が勝つ。
青外赤中以和相去赤外青中以惡相去
青色が外側で赤色が内側ならば、和(わ)を以って相(あい)去り、赤色が外側で青色が内側ならば悪(にくむ)を以って相(あい)去る。
氣暈先至而後去居軍勝先至先去前利後病
気暈が先(さき)に至りて後(おく)れて去れば、軍勝を据(す)える。先(さき)に至りて先(さき)に去れば、前(さき)に利(り)して後(あと)で病(や)む。
後至後去前病後利後至先去前後皆病居軍不勝
後(おく)れて至り後(おく)れて去れば、前(さき)に病(や)んで後(あと)で利(り)する。後(おく)れて至り先(さき)に去れば、前(さき)も後(あと)も皆(みな)病(や)み、軍の不勝(ふしょう)を据(す)える。
見而去其發疾雖勝無功見半日以上功大
見(あらわれる)して去(さ)れば、その疾(流行病)を発し、勝つと雖(いえど)も功は無い。
半日以上あらわれれば、功は大きくなる。
白虹屈短上下兌有者下大流血
白虹が屈(くっ)して短く、上下に兌(まっすぐ)ならば、下に有るものは大いに流血する。
日暈制勝近期三十日遠期六十日
日(太陽)の暈は勝ちを制して、近いときは三十日、遠いときは六十日。