辰星之色春青黃夏赤白秋青白而歲熟冬黃而不明
辰星(水星)の色は、春は、青黄、夏は赤白、秋は、青白にして歳(穀物のできぐあい)は熟(じゅく)し、冬は黄色くして明るくない。
即變其色其時不昌
すなわち、その色を変えれば、その時(季節)は不昌(さかえない)。
春不見大風秋則不實
春に見えなければ、大風、秋ならば不実(みのらない)、
夏不見有六十日之旱月蝕
夏に見えなければ、六十日間の旱(日照り)、月蝕が有る。
秋不見有兵春則不生
秋に見えなければ、兵(戦い)が有り、春になれば不生(草木が生じない)。
冬不見陰雨六十日有流邑夏則不長
冬に見えなければ、陰雨(長雨)が六十日間降り、邑を流すことが有り、夏になれば、不長(成長しない)。
角亢氐兗州房心豫州尾箕幽州
角、亢、氐は兗州、房、心は豫州、尾、箕は幽州、
斗江湖牽牛婺女楊州虛危青州營室至東壁并州
斗(北斗七星)は江湖、牽牛、婺女は、楊州、虚、危は、青州、営室から東壁に至るまでは,并州。
奎婁胃徐州昴畢冀州觜觿參益州
奎、婁、胃は、徐州、昴、畢は、冀州、觜觿、参は、益州。
東井輿鬼雍州柳七星張三河翼軫荊州
東井、輿鬼(二十八宿の狼、弧の場所に当たる 律書より)は、雍州、柳(二十八宿の一つの注 律書より)、七星(二十八宿の一つ 律書より)、張は、三河、翼、軫は、荊州。
七星為員官辰星廟蠻夷星也
七星(二十八宿の一つ 律書より)は、員官(役人)と為し、辰星(水星)は廟で、蛮夷(ばんい)の星である。
辰星(水星)の色は、春は、青黄、夏は赤白、秋は、青白にして歳(穀物のできぐあい)は熟(じゅく)し、冬は黄色くして明るくない。
即變其色其時不昌
すなわち、その色を変えれば、その時(季節)は不昌(さかえない)。
春不見大風秋則不實
春に見えなければ、大風、秋ならば不実(みのらない)、
夏不見有六十日之旱月蝕
夏に見えなければ、六十日間の旱(日照り)、月蝕が有る。
秋不見有兵春則不生
秋に見えなければ、兵(戦い)が有り、春になれば不生(草木が生じない)。
冬不見陰雨六十日有流邑夏則不長
冬に見えなければ、陰雨(長雨)が六十日間降り、邑を流すことが有り、夏になれば、不長(成長しない)。
角亢氐兗州房心豫州尾箕幽州
角、亢、氐は兗州、房、心は豫州、尾、箕は幽州、
斗江湖牽牛婺女楊州虛危青州營室至東壁并州
斗(北斗七星)は江湖、牽牛、婺女は、楊州、虚、危は、青州、営室から東壁に至るまでは,并州。
奎婁胃徐州昴畢冀州觜觿參益州
奎、婁、胃は、徐州、昴、畢は、冀州、觜觿、参は、益州。
東井輿鬼雍州柳七星張三河翼軫荊州
東井、輿鬼(二十八宿の狼、弧の場所に当たる 律書より)は、雍州、柳(二十八宿の一つの注 律書より)、七星(二十八宿の一つ 律書より)、張は、三河、翼、軫は、荊州。
七星為員官辰星廟蠻夷星也
七星(二十八宿の一つ 律書より)は、員官(役人)と為し、辰星(水星)は廟で、蛮夷(ばんい)の星である。