孝惠帝曾春出游離宮叔孫生曰
漢孝恵帝劉盈は以前春に離宮に遊びに出かけ、叔孫先生(漢太常稷嗣君叔孫通)曰く、
古者有春嘗果方今櫻桃孰
「古(いにしえ)では春に果物をまつることをしました。まさに今、桜桃(さくらんぼ)が熟(じゅく)しており、
可獻願陛下出因取櫻桃獻宗廟
献(けん)ずるべきで、願わくは陛下が出かけたとき、因(よ)りて桜桃を取って宗廟(そうびょう)に献(けん)じてください」と。
上乃許之諸果獻由此興
上(漢孝恵帝劉盈)はそこでこれを聞き入れた。諸(もろもろ)の果実が献(けん)じられるはここ由(よ)り興(おこ)った。
漢孝恵帝劉盈は以前春に離宮に遊びに出かけ、叔孫先生(漢太常稷嗣君叔孫通)曰く、
古者有春嘗果方今櫻桃孰
「古(いにしえ)では春に果物をまつることをしました。まさに今、桜桃(さくらんぼ)が熟(じゅく)しており、
可獻願陛下出因取櫻桃獻宗廟
献(けん)ずるべきで、願わくは陛下が出かけたとき、因(よ)りて桜桃を取って宗廟(そうびょう)に献(けん)じてください」と。
上乃許之諸果獻由此興
上(漢孝恵帝劉盈)はそこでこれを聞き入れた。諸(もろもろ)の果実が献(けん)じられるはここ由(よ)り興(おこ)った。