Quantcast
Channel: 倭人伝を解く
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2176

禹殺相柳其血腥

$
0
0
禹殺相柳其血腥

禹(夏王禹)は相柳を斥(しりぞける 殺(セツ)=斥(セキ)?)したが、その地(とち 血(シエ)=地(ジ)?)は鹹(塩からい 腥(シン)=鹹(シエン)?)く、

不可以樹五穀種

五穀の種(たね)を樹(うえる)することができなかった。

禹厥之三仞三沮

禹(夏王禹)はこれに濬(水を通じさせる 厥(チュエ)=濬(チュン)?)し、三(くり返し)たび濫(水につける 仞(レン)=濫(ラン)?)し、三(くり返し)たび漱(すすぐ 沮(ソ)=漱(ソウ)?)し、

乃以為眾帝之臺

すなわち漱地(すすいだ土地 衆(シュウ)=漱(シュー)? 帝(テイ)=地(ティー)?)の田(た 台(タイ)=田(テン)?)を為(つくる)すを以ってした。

在崑崙之北柔利之東

崑崙の北で、柔利(トド?)の東に在(あ)る。

相柳者九首人面蛇身而青

相柳とは、丘(たかい 大きい 九(キュウ)=丘(キュウ)?)のような首(あたま)で、鯥(オットセイ? 人(レン)=鯥(ルー)のような面(かお)で、鳥(とり 蛇(タ)=鳥(テウ)?)のような身(からだ)にして青い。(おそらく相柳とはカリフォルニアアシカの類?Zalophus californianus)

Viewing all articles
Browse latest Browse all 2176

Trending Articles