禹殺相柳其血腥
禹(夏王禹)は相柳を斥(しりぞける 殺(セツ)=斥(セキ)?)したが、その地(とち 血(シエ)=地(ジ)?)は鹹(塩からい 腥(シン)=鹹(シエン)?)く、
不可以樹五穀種
五穀の種(たね)を樹(うえる)することができなかった。
禹厥之三仞三沮
禹(夏王禹)はこれに濬(水を通じさせる 厥(チュエ)=濬(チュン)?)し、三(くり返し)たび濫(水につける 仞(レン)=濫(ラン)?)し、三(くり返し)たび漱(すすぐ 沮(ソ)=漱(ソウ)?)し、
乃以為眾帝之臺
すなわち漱地(すすいだ土地 衆(シュウ)=漱(シュー)? 帝(テイ)=地(ティー)?)の田(た 台(タイ)=田(テン)?)を為(つくる)すを以ってした。
在崑崙之北柔利之東
崑崙の北で、柔利(トド?)の東に在(あ)る。
相柳者九首人面蛇身而青
相柳とは、丘(たかい 大きい 九(キュウ)=丘(キュウ)?)のような首(あたま)で、鯥(オットセイ? 人(レン)=鯥(ルー)のような面(かお)で、鳥(とり 蛇(タ)=鳥(テウ)?)のような身(からだ)にして青い。(おそらく相柳とはカリフォルニアアシカの類?Zalophus californianus)
禹(夏王禹)は相柳を斥(しりぞける 殺(セツ)=斥(セキ)?)したが、その地(とち 血(シエ)=地(ジ)?)は鹹(塩からい 腥(シン)=鹹(シエン)?)く、
不可以樹五穀種
五穀の種(たね)を樹(うえる)することができなかった。
禹厥之三仞三沮
禹(夏王禹)はこれに濬(水を通じさせる 厥(チュエ)=濬(チュン)?)し、三(くり返し)たび濫(水につける 仞(レン)=濫(ラン)?)し、三(くり返し)たび漱(すすぐ 沮(ソ)=漱(ソウ)?)し、
乃以為眾帝之臺
すなわち漱地(すすいだ土地 衆(シュウ)=漱(シュー)? 帝(テイ)=地(ティー)?)の田(た 台(タイ)=田(テン)?)を為(つくる)すを以ってした。
在崑崙之北柔利之東
崑崙の北で、柔利(トド?)の東に在(あ)る。
相柳者九首人面蛇身而青
相柳とは、丘(たかい 大きい 九(キュウ)=丘(キュウ)?)のような首(あたま)で、鯥(オットセイ? 人(レン)=鯥(ルー)のような面(かお)で、鳥(とり 蛇(タ)=鳥(テウ)?)のような身(からだ)にして青い。(おそらく相柳とはカリフォルニアアシカの類?Zalophus californianus)