且陛下從代來每朝郎官上書疏
且(か)つ陛下が代より来て、朝するごとに、郎官が上奏文を申し上げて、
未嘗不止輦受其言言不可用置之
未(いま)だ嘗(かつ)てその言を受けて手車を止めたことはなく、言はこれを用い置くに不可(ふか)で、
言可受採之未嘗不稱善
言がこれを採用して受けられても、未(いま)だ嘗て善(よ)いと称(たた)えられたことがありません。
何也則欲以致天下賢士大夫
どうしてかといえば、天下の賢士大夫を招(まね)くを以って欲しているからです。
上日聞所不聞明所不知日益聖智
上(漢孝文帝劉恒)は毎日聞いたことがないところを聞き、知らなかったところを明らかにし、日に日に益々(ますます)聖智になっています。
君今自閉鉗天下之口而日益愚
君は今、自(みずか)ら閉(と)ざして天下の口(くち)にかなばさみをはめて、日に日に益々(ますます)愚(おろ)かになっています。
夫以聖主責愚相君受禍不久矣
それ、聖主が愚相を責(せ)めとがめるを以って、君が禍(わざわい)を受けるのは長くはないでしょう」と。
且(か)つ陛下が代より来て、朝するごとに、郎官が上奏文を申し上げて、
未嘗不止輦受其言言不可用置之
未(いま)だ嘗(かつ)てその言を受けて手車を止めたことはなく、言はこれを用い置くに不可(ふか)で、
言可受採之未嘗不稱善
言がこれを採用して受けられても、未(いま)だ嘗て善(よ)いと称(たた)えられたことがありません。
何也則欲以致天下賢士大夫
どうしてかといえば、天下の賢士大夫を招(まね)くを以って欲しているからです。
上日聞所不聞明所不知日益聖智
上(漢孝文帝劉恒)は毎日聞いたことがないところを聞き、知らなかったところを明らかにし、日に日に益々(ますます)聖智になっています。
君今自閉鉗天下之口而日益愚
君は今、自(みずか)ら閉(と)ざして天下の口(くち)にかなばさみをはめて、日に日に益々(ますます)愚(おろ)かになっています。
夫以聖主責愚相君受禍不久矣
それ、聖主が愚相を責(せ)めとがめるを以って、君が禍(わざわい)を受けるのは長くはないでしょう」と。