十七年上賜湯璽書曰
開皇十七年、上は湯に璽書を賜り曰く、
朕受天命愛育率土
「朕は天命を受け、率土(天下すべて)を愛育(大事に育てる)し、
委王海隅宣揚朝化
王に海隅を委ね、朝化を宣揚(広く天下に表す)し、
欲使圓首方足各遂其心
円首方足(人間のこと)をつかわすことを欲し、その心を格遂(きわめる 各=格?)した。
王每遣使人歲常朝貢
王は毎(いつも)使人を遣わし、歳(一年)に常に朝貢し、
雖稱籓附誠節未盡
籓附(属国のこと)を称すると雖も、誠節は未だ尽きない。
開皇十七年、上は湯に璽書を賜り曰く、
朕受天命愛育率土
「朕は天命を受け、率土(天下すべて)を愛育(大事に育てる)し、
委王海隅宣揚朝化
王に海隅を委ね、朝化を宣揚(広く天下に表す)し、
欲使圓首方足各遂其心
円首方足(人間のこと)をつかわすことを欲し、その心を格遂(きわめる 各=格?)した。
王每遣使人歲常朝貢
王は毎(いつも)使人を遣わし、歳(一年)に常に朝貢し、
雖稱籓附誠節未盡
籓附(属国のこと)を称すると雖も、誠節は未だ尽きない。