時饋運不繼六軍乏食
時に饋運(食糧を運ぶ)は継(受け継ぐ)されず、六軍(天子の軍隊)は食を乏(足りない)し、
師出臨渝關復遇疾疫王師不振
師(軍隊)は臨渝関を出で、復(また)疾疫に遇(あう)し、王師(帝王の率いる軍隊)は振るわれず。
及次遼水元亦惶懼
遼水に次(駐屯する)するに及んで、元は亦(また)惶懼(おそれる)し、
遣使謝罪上表稱遼東糞土臣元雲云
使者を遣わして謝罪し、上表して、遼東糞土臣元と称(名のる)し、云々(かれこれいう 雲=云)。
上於是罷兵待之如初元亦歲遣朝貢
上はここに於いて兵を罷(中止する)し、これを待(待遇)つこと初めの如くにして、元も亦(また)歳(一年)に朝貢を遣わした。
時に饋運(食糧を運ぶ)は継(受け継ぐ)されず、六軍(天子の軍隊)は食を乏(足りない)し、
師出臨渝關復遇疾疫王師不振
師(軍隊)は臨渝関を出で、復(また)疾疫に遇(あう)し、王師(帝王の率いる軍隊)は振るわれず。
及次遼水元亦惶懼
遼水に次(駐屯する)するに及んで、元は亦(また)惶懼(おそれる)し、
遣使謝罪上表稱遼東糞土臣元雲云
使者を遣わして謝罪し、上表して、遼東糞土臣元と称(名のる)し、云々(かれこれいう 雲=云)。
上於是罷兵待之如初元亦歲遣朝貢
上はここに於いて兵を罷(中止する)し、これを待(待遇)つこと初めの如くにして、元も亦(また)歳(一年)に朝貢を遣わした。