至隋其王始制冠
隋に至りて、その王は織(染めた糸で模様をおること 制(チー)=織(チー)?)、冠(かんむりをつける)を始め、
以錦彩為之以金銀鏤花為飾
錦(あやおり)の彩(いろどり)を以て織(おる 之(チー)=織(チー)?)を為し、
(冠は)金、銀の鏤刻(彫りきざむ 花(ホワ)=刻(コー)?)を以て、飾りと為す。
婦人束發於後亦衣裙襦裳皆有襈
婦人は髪(発=髪)を後ろに束ね、また、裙襦(も、と短い上着)を衣(着る)し、裳(も)には皆(みな)、襈(=褶(ひだ)?)が有る。
躭竹為梳編草為薦
竹を削(けずる 躭(シン)=削(サク)?)って梳(くし)をつくり、草を編んで屣(草を編んで作ったはきもの 薦(セン)=屣(シ)?)をつくり、
雜皮為表緣以文皮
皮(けがわ)を雑(あわせる)して帽(ぼうし 表(ビアオ)=帽(ボウ)?)をつくり、縁(ふちかざり)は文皮(もようのある毛皮)を以てする。
隋に至りて、その王は織(染めた糸で模様をおること 制(チー)=織(チー)?)、冠(かんむりをつける)を始め、
以錦彩為之以金銀鏤花為飾
錦(あやおり)の彩(いろどり)を以て織(おる 之(チー)=織(チー)?)を為し、
(冠は)金、銀の鏤刻(彫りきざむ 花(ホワ)=刻(コー)?)を以て、飾りと為す。
婦人束發於後亦衣裙襦裳皆有襈
婦人は髪(発=髪)を後ろに束ね、また、裙襦(も、と短い上着)を衣(着る)し、裳(も)には皆(みな)、襈(=褶(ひだ)?)が有る。
躭竹為梳編草為薦
竹を削(けずる 躭(シン)=削(サク)?)って梳(くし)をつくり、草を編んで屣(草を編んで作ったはきもの 薦(セン)=屣(シ)?)をつくり、
雜皮為表緣以文皮
皮(けがわ)を雑(あわせる)して帽(ぼうし 表(ビアオ)=帽(ボウ)?)をつくり、縁(ふちかざり)は文皮(もようのある毛皮)を以てする。