至高祖時貢獻倍前其報賜亦稍加焉
高祖(北魏 孝文帝)の時に至り、は前の二倍に貢献したので、その報賜も亦(また)稍加(少し加える)した。
時光州於海中得所遣詣蕭道成使餘奴等
時に光州(膠州(青島の辺り)? 光(コウ)=膠(コウ)?)が海中に於いて、が蕭道成(南斉の初代皇帝)に遣詣させた所の使者の余奴らを得た。
高祖詔責曰道成親殺其君竊號江左
高祖は詔してを責めて曰く、「道成は親(みずから)にその君(後廃帝 姓は劉氏 南朝宋七代皇帝)を殺し、竊(ひそかに)に江左を号した。
朕方欲興滅國於舊邦繼絕世於劉氏而卿越境外交
朕は方(まさ)に旧邦に於いての滅んだ国を興(おこ)し、劉氏に於いての絶世(世代を絶やす)を継(つ)ぐことを欲する。而して、卿は境を越えて外交し、
遠通篡賊豈是籓臣守節之義
遠く篡賊(南斉)に通じようとした。豈(あに)是(これ)が藩臣の守節の義であろうか。
高祖(北魏 孝文帝)の時に至り、は前の二倍に貢献したので、その報賜も亦(また)稍加(少し加える)した。
時光州於海中得所遣詣蕭道成使餘奴等
時に光州(膠州(青島の辺り)? 光(コウ)=膠(コウ)?)が海中に於いて、が蕭道成(南斉の初代皇帝)に遣詣させた所の使者の余奴らを得た。
高祖詔責曰道成親殺其君竊號江左
高祖は詔してを責めて曰く、「道成は親(みずから)にその君(後廃帝 姓は劉氏 南朝宋七代皇帝)を殺し、竊(ひそかに)に江左を号した。
朕方欲興滅國於舊邦繼絕世於劉氏而卿越境外交
朕は方(まさ)に旧邦に於いての滅んだ国を興(おこ)し、劉氏に於いての絶世(世代を絶やす)を継(つ)ぐことを欲する。而して、卿は境を越えて外交し、
遠通篡賊豈是籓臣守節之義
遠く篡賊(南斉)に通じようとした。豈(あに)是(これ)が藩臣の守節の義であろうか。