延興二年其王餘慶始遣使上表曰
延興二年(472)、その王の余慶は始めて使者を遣わし上表して曰く、
臣建國東極豺狼隔路雖世承靈化
「わたしは、東極に建国いたしましたが、豺狼(やまいぬ)が路を隔て、世(代々)礼化(人と交わるのにふみ行うべきみち 霊(レイ)=礼(レイ)?))を承ると雖も、
莫由奉籓瞻望雲闕馳情罔極
藩を奉る由(方法)がなく、雲闕(遠くの北魏の宮殿)を瞻望(はるかに仰ぎ見る)し、情を馳せるは極まりが罔(ない)し。
延興二年(472)、その王の余慶は始めて使者を遣わし上表して曰く、
臣建國東極豺狼隔路雖世承靈化
「わたしは、東極に建国いたしましたが、豺狼(やまいぬ)が路を隔て、世(代々)礼化(人と交わるのにふみ行うべきみち 霊(レイ)=礼(レイ)?))を承ると雖も、
莫由奉籓瞻望雲闕馳情罔極
藩を奉る由(方法)がなく、雲闕(遠くの北魏の宮殿)を瞻望(はるかに仰ぎ見る)し、情を馳せるは極まりが罔(ない)し。