熙平中契丹使人祖真等三十人還
熙平中(516~518)、契丹の使人(使者)の祖真ら三十人が還るとき、
靈太后以其俗嫁娶之際以青氈為上服
霊太后(北魏宣武帝(在位499~515)の妃嬪)は、その俗の嫁娶の際に、青氈を以て上幣(上等な贈り物 服(フー)=幣(ヘイ)?)と為すのを思い、
人給青氈兩匹賞其誠款之心餘依舊式
人(霊太后?)は青氈両(二)匹(一匹は四丈(四十尺)、二匹は八丈(四端))を給わり、その誠款(まごころ)の心を賞(ほめる)し、余りは、旧式に依(よ)った。
朝貢至齊受禪常不絕
朝貢は斉(北斉)の受禅(天子の位を譲り受けること)に至るまで、常に絶えなかった。
今日で魏書 契丹国伝は終わりです。明日からは魏書 烏洛候国伝に入ります。
熙平中(516~518)、契丹の使人(使者)の祖真ら三十人が還るとき、
靈太后以其俗嫁娶之際以青氈為上服
霊太后(北魏宣武帝(在位499~515)の妃嬪)は、その俗の嫁娶の際に、青氈を以て上幣(上等な贈り物 服(フー)=幣(ヘイ)?)と為すのを思い、
人給青氈兩匹賞其誠款之心餘依舊式
人(霊太后?)は青氈両(二)匹(一匹は四丈(四十尺)、二匹は八丈(四端))を給わり、その誠款(まごころ)の心を賞(ほめる)し、余りは、旧式に依(よ)った。
朝貢至齊受禪常不絕
朝貢は斉(北斉)の受禅(天子の位を譲り受けること)に至るまで、常に絶えなかった。
今日で魏書 契丹国伝は終わりです。明日からは魏書 烏洛候国伝に入ります。