俗愛書籍至於衡門廝養之家各於街衢造大屋謂之扃堂子弟未婚之前晝夜于此讀書習射
俗は書籍を愛し、衡門廝養の家(簡単な門構えの召使のいる家(中流の家?)に至(およぶ)まで、各(おのおの)は、街衢(まちなかのにぎやかなところ)に於いて大屋(おおきい家)を造り、これを扃堂(閂の戸のある講堂)と謂い、子弟(子供たち)の未婚の前に、昼夜ここで書を読み、射を習う。
其書有五經及史記漢書范曄後漢書三國志孫盛晉春秋
その書は五経、及び史記、漢書、范曄の後漢書、三国志、孫盛の晋春秋、
玉篇字統字林又有文選尤愛重之
玉篇、字統、字林が有り、又、文選が有って、尤(もっと)もこれを愛重(めでおもんずる)する。
俗は書籍を愛し、衡門廝養の家(簡単な門構えの召使のいる家(中流の家?)に至(およぶ)まで、各(おのおの)は、街衢(まちなかのにぎやかなところ)に於いて大屋(おおきい家)を造り、これを扃堂(閂の戸のある講堂)と謂い、子弟(子供たち)の未婚の前に、昼夜ここで書を読み、射を習う。
其書有五經及史記漢書范曄後漢書三國志孫盛晉春秋
その書は五経、及び史記、漢書、范曄の後漢書、三国志、孫盛の晋春秋、
玉篇字統字林又有文選尤愛重之
玉篇、字統、字林が有り、又、文選が有って、尤(もっと)もこれを愛重(めでおもんずる)する。