官有大對盧太大兄大兄小兄竟侯奢鳥拙太大使者大使者小使者褥奢翳屬仙人凡十二等分掌內外事
官には、大対盧、太大兄、大兄、小兄、竟侯奢、鳥拙、太大使者、大使者、小使者、褥奢、翳屬、仙人の凡そ十二等級が有り、分かれて内外事を掌(つかさどる)する。
其大對盧則以強弱相陵奪而自爲之不由王署置復有內評五部褥薩
その大対盧は則ち、強弱を以て互いに陵奪(侵奪)しあい、而して、自らこれ(大対盧)に為って、王の署置(それぞれの官職にわりあて任ずる)に由(よ)らない。復(また)、内評、五部の褥薩(都督)が有る。
人皆頭著折風形如弁士人加插二鳥羽貴者其冠曰蘇骨多用紫羅爲之飾以金銀
人は髻(もとどり 皆(チエ)=髻(チエ)?)の頭で、折風(かぶりものの名)を著(つける)し、形は弁(冠名)の如し。士人(使人? 隋書より)は加えて鸝鳥(コウライウグイス? 二(アル)=鸝(リー)?)の羽を挿す。貴者は、その冠は蘇骨といい、多くが紫羅を用いてこれをつくり、飾りは金銀を以てする。
官には、大対盧、太大兄、大兄、小兄、竟侯奢、鳥拙、太大使者、大使者、小使者、褥奢、翳屬、仙人の凡そ十二等級が有り、分かれて内外事を掌(つかさどる)する。
其大對盧則以強弱相陵奪而自爲之不由王署置復有內評五部褥薩
その大対盧は則ち、強弱を以て互いに陵奪(侵奪)しあい、而して、自らこれ(大対盧)に為って、王の署置(それぞれの官職にわりあて任ずる)に由(よ)らない。復(また)、内評、五部の褥薩(都督)が有る。
人皆頭著折風形如弁士人加插二鳥羽貴者其冠曰蘇骨多用紫羅爲之飾以金銀
人は髻(もとどり 皆(チエ)=髻(チエ)?)の頭で、折風(かぶりものの名)を著(つける)し、形は弁(冠名)の如し。士人(使人? 隋書より)は加えて鸝鳥(コウライウグイス? 二(アル)=鸝(リー)?)の羽を挿す。貴者は、その冠は蘇骨といい、多くが紫羅を用いてこれをつくり、飾りは金銀を以てする。