其人雜有新羅高麗倭等亦有中國人
その人は雑(まじる)で、新羅、高麗、倭などがいて、亦、中国人もいる。
其飲食衣服與高麗略同若朝拜祭祀其冠兩廂加翅戎事則不
その飲食、衣服は、高麗と略(ほぼ)同じである。朝拜祭祀におよぶときは、その冠の両側(廂(ソウ)=側(ソク)?)に翅(はね)を加え、常時(ふだん 戎(ジュウ)=常(ジョウ)? 事(ジ)=時(ジ)?)には則ち加えない。
拜謁之禮以兩手據地爲禮
拝謁の礼は、両手を以て地を據(おさえる)して礼を為す。
婦人不加粉黛女辮髪垂後已出嫁則分爲兩道盤於頭上
婦人は粉黛(おしろいとまゆずみ)を加(ほどこす)えず、女(むすめ)は髪を縛(たばねる 辮(ベン)=縛(バク)?)って後ろに垂らす。すでに嫁に出れば、分けて両(ふたつ)の紐(ゆわえる 三つ編み? 道(トウ)=紐(チウ)?)をつくり、頭上に盤(おおざらのようにうずまく)する。
その人は雑(まじる)で、新羅、高麗、倭などがいて、亦、中国人もいる。
其飲食衣服與高麗略同若朝拜祭祀其冠兩廂加翅戎事則不
その飲食、衣服は、高麗と略(ほぼ)同じである。朝拜祭祀におよぶときは、その冠の両側(廂(ソウ)=側(ソク)?)に翅(はね)を加え、常時(ふだん 戎(ジュウ)=常(ジョウ)? 事(ジ)=時(ジ)?)には則ち加えない。
拜謁之禮以兩手據地爲禮
拝謁の礼は、両手を以て地を據(おさえる)して礼を為す。
婦人不加粉黛女辮髪垂後已出嫁則分爲兩道盤於頭上
婦人は粉黛(おしろいとまゆずみ)を加(ほどこす)えず、女(むすめ)は髪を縛(たばねる 辮(ベン)=縛(バク)?)って後ろに垂らす。すでに嫁に出れば、分けて両(ふたつ)の紐(ゆわえる 三つ編み? 道(トウ)=紐(チウ)?)をつくり、頭上に盤(おおざらのようにうずまく)する。