俗以溺洗手面于諸夷最爲不潔
俗は溺(尿)を以て手、面(かお)を洗う(アンモニアは油分を落とすそうです)。諸(もろもろ)の夷において、最も不潔と為す。
初婚之夕男就女家執女乳而罷妒其妻外淫人有告其夫夫輒殺妻而後悔必殺告者由是姦淫事終不發
初婚の夕べは、男は女の家に就いて、女の乳を執りて、而して罷(帰る)する。妒(ねたみ)、その妻が外(よそ)で淫し、人のその夫に告げる者が有って、夫は輒(すぐに)妻を殺した。而して後、悔やみ、非(うらむ 必(ビー)=非(ヒ)?)して告げた者を殺した。是より姦淫の事は終(つい)に発(おこる)することはなかった。
人皆善射以射獵爲業角弓長三尺箭長尺二寸常以七八月造毒藥傅矢以射禽獸中者立死
人は皆(みな)善射(射撃がうまい)で、射猟を以て業と為す。角弓の長さは三尺、箭長(やがらの長さ)は一尺二寸。常に七、八月を以て毒薬を造り、矢に傅(塗る)して禽獣を射るを以てする。中(あたる)したものは立(たちどころに)に死ぬ。
俗は溺(尿)を以て手、面(かお)を洗う(アンモニアは油分を落とすそうです)。諸(もろもろ)の夷において、最も不潔と為す。
初婚之夕男就女家執女乳而罷妒其妻外淫人有告其夫夫輒殺妻而後悔必殺告者由是姦淫事終不發
初婚の夕べは、男は女の家に就いて、女の乳を執りて、而して罷(帰る)する。妒(ねたみ)、その妻が外(よそ)で淫し、人のその夫に告げる者が有って、夫は輒(すぐに)妻を殺した。而して後、悔やみ、非(うらむ 必(ビー)=非(ヒ)?)して告げた者を殺した。是より姦淫の事は終(つい)に発(おこる)することはなかった。
人皆善射以射獵爲業角弓長三尺箭長尺二寸常以七八月造毒藥傅矢以射禽獸中者立死
人は皆(みな)善射(射撃がうまい)で、射猟を以て業と為す。角弓の長さは三尺、箭長(やがらの長さ)は一尺二寸。常に七、八月を以て毒薬を造り、矢に傅(塗る)して禽獣を射るを以てする。中(あたる)したものは立(たちどころに)に死ぬ。