對曰臣等僻處一方聞內國有聖人故來朝拜既親奉聖顏願長爲奴僕
応えて曰く、「わたしたちは、一方に僻処(いなかに住む)し、内国に聖人がいると聞き、故(ゆえ)に朝拝に来ました。既に聖顔を親奉し、願わくば長く奴僕と為らんことを」と。
其國西北與契丹接每相劫掠後因其使來文帝誡之使勿相攻擊
その国の西北は契丹と接し、毎(いつも)、互いに劫掠(強奪する)しあい、後、その使者の来見に因り、文帝はこれを誡め、互いに攻撃しあうことのないようにさせた。
使者謝罪文帝因厚勞之令宴飲于前使者與其徒皆起舞曲折多戰鬥容
使者は謝罪した。文帝は因りて厚くこれを労い、御前において宴飲させた。使者はその徒(従者)とともに皆(みな)起(立ち上がる)きて舞をまい、曲節(音楽のしらべ 折(セツ)=節(セツ)?)は戰鬥(たたかう)の容(内容)が多かった。
上顧謂侍臣曰天地間乃有此物常作用兵意
上は顧みて侍臣に謂った、曰く、「天地の間には乃ち、此れのような舞(おどり 物(ウー)=舞(ウー)?)が有って、情(おもむき 常(ジョウ)=情(ジョウ)?)は用兵(戦争をする)の意を作るのだなあ」と。
然其國與隋懸隔唯粟末白山爲近
然るにその国は隋と懸隔(遠く離れる)で、唯(ただ)、粟末、白山だけが親(むつまじい 近(チン)=親(チン)?)しんだ。
応えて曰く、「わたしたちは、一方に僻処(いなかに住む)し、内国に聖人がいると聞き、故(ゆえ)に朝拝に来ました。既に聖顔を親奉し、願わくば長く奴僕と為らんことを」と。
其國西北與契丹接每相劫掠後因其使來文帝誡之使勿相攻擊
その国の西北は契丹と接し、毎(いつも)、互いに劫掠(強奪する)しあい、後、その使者の来見に因り、文帝はこれを誡め、互いに攻撃しあうことのないようにさせた。
使者謝罪文帝因厚勞之令宴飲于前使者與其徒皆起舞曲折多戰鬥容
使者は謝罪した。文帝は因りて厚くこれを労い、御前において宴飲させた。使者はその徒(従者)とともに皆(みな)起(立ち上がる)きて舞をまい、曲節(音楽のしらべ 折(セツ)=節(セツ)?)は戰鬥(たたかう)の容(内容)が多かった。
上顧謂侍臣曰天地間乃有此物常作用兵意
上は顧みて侍臣に謂った、曰く、「天地の間には乃ち、此れのような舞(おどり 物(ウー)=舞(ウー)?)が有って、情(おもむき 常(ジョウ)=情(ジョウ)?)は用兵(戦争をする)の意を作るのだなあ」と。
然其國與隋懸隔唯粟末白山爲近
然るにその国は隋と懸隔(遠く離れる)で、唯(ただ)、粟末、白山だけが親(むつまじい 近(チン)=親(チン)?)しんだ。