其後種類漸多分爲五部一曰辱紇主二曰莫賀弗三曰契個四曰木昆五曰室得
その後、種類は漸(次第に)多くなり、分かれて五部を為した。一に曰く、辱紇主。二に曰く、莫賀弗。三に曰く、契個。四に曰く、木昆。五に曰く、室得と。
每部俟斤一人爲其帥隨逐水草頗同突厥有阿會氏五部中最盛諸部皆歸之
毎(いつも)部の俟斤一人がその帥に為る。水(川)、草を隨逐(まにまに追い求める)し、頗る突厥と同じである。阿会氏が有り、五部の中で最も盛んで、諸(もろもろ)の部は皆、これに帰服する。
每與契丹相攻擊虜獲財畜因遣使貢方物
毎(いつも)契丹と互いに攻撃しあい、虜(奚と契丹?)は財、家畜を獲(と)り、因りて使者を遣わして方物を貢いだ。
今日で北史 奚伝に入ります。明日からは北史 契丹伝に入ります。
その後、種類は漸(次第に)多くなり、分かれて五部を為した。一に曰く、辱紇主。二に曰く、莫賀弗。三に曰く、契個。四に曰く、木昆。五に曰く、室得と。
每部俟斤一人爲其帥隨逐水草頗同突厥有阿會氏五部中最盛諸部皆歸之
毎(いつも)部の俟斤一人がその帥に為る。水(川)、草を隨逐(まにまに追い求める)し、頗る突厥と同じである。阿会氏が有り、五部の中で最も盛んで、諸(もろもろ)の部は皆、これに帰服する。
每與契丹相攻擊虜獲財畜因遣使貢方物
毎(いつも)契丹と互いに攻撃しあい、虜(奚と契丹?)は財、家畜を獲(と)り、因りて使者を遣わして方物を貢いだ。
今日で北史 奚伝に入ります。明日からは北史 契丹伝に入ります。