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Channel: 倭人伝を解く
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北史 契丹伝 つづき

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歸而相謂言國家之美心皆忻慕於是東北群狄聞之莫不思服

帰りて互いに謂った、国家の美を言い、心は皆、忻慕(よろこびしたう)したと。ここに於いて東北の群狄は服すを思わざるはなし。

悉萬丹部何大何部伏弗鬱部羽陵部日連部匹潔部黎部吐六幹部等各以其名馬文皮獻天府

悉万丹部、何大何部、伏弗鬱部、羽陵部、日連部、匹潔部、黎部、吐六幹部らは各(おのおの)、その卑馬(背の低い馬 名(ベイ)=卑(ベイ)?)、文皮(犭+眉と書けておそらくタイリクイタチ(チョウセンイタチ)?)の毛皮を以て、天府に献じた。

遂求爲常皆得交市于和龍密雲之間貢獻不絕太和三年高句麗竊與蠕蠕謀欲取地豆幹以分之

遂に商(あきない 常(ショウ)=商(ショウ)?)を為すことを求め、市(いち)を和龍(おそらく北朝鮮寧辺の辺り?)と密雲の間で交えることを得た。貢献は絶えなかった。太和三年(229)、高句麗は竊(ひそかに)、蠕蠕と謀(はか)り、地豆幹を取ってこれを分けることを欲した。

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