鴻鵠鷫鴇鴐鵝鸀玉鵁鶄鹮目

鴻鵠鷫鴇鴐鵝鸀玉鵁鶄鹮目

鴻鵠(白鳥と鶴？）、鷫鴇（いずれもがんの一種）、鴐鵝（雁（がん）の一種）、鸀玉、鵁鶄（ごいさぎ）、鹮目、

煩鶩鷛鸜鷻鴜鵁鸕群浮乎其上

煩鶩、鷛鸜（ははっちょう）、鷻（とんび）、鴜、鵁鸕(鵜（う））が、群れて浮（う）くや、その上（うえ）に。

汎淫泛濫隨風澹淡與波搖蕩

波に漂（ただよ）いみだれ、広々と浮（う）かび、風のまにまにゆれてただよい、波とともに揺れ動き、

掩薄草渚唼喋菁藻咀嚼蔆藕

渚（なぎさ）に草がびっしりとおおい、水草をついばみ、ひしの実とはすの根を咀嚼（そしゃく）します。

於是乎崇山巃嵸崔巍嵯峨深林鉅木

ここに於いてや、山がかさなりひしめきあって、高く大きく、けわしく、深い林は巨木で、

嶄巖嵾嵯九嵏嶻嶭南山峨峨

とがってするどくふぞろいで、九嵏（山名）は切り立って壁のようになり、南山はけわしくそびえたち、

巖陁甗锜嶊崣崛崎

巖陁甗锜とけわしくきりたち、嶊崣崛崎と高くそびえ、