發倉廩以振貧窮補不足
食糧庫を開(あ)けて貧窮にほどこし、不足を補(おぎな)い、
恤寡存孤獨出號
やもめに金品をめぐみ、父のない子や子のない老人を存(ながら)えさせ、徳の命令を出し、
省刑罰改制度易服色
刑罰を減(へ)らして、制度を改(あらた)め、服の色をかえ、
更正朔與天下為始
暦(こよみ)を新しくし、天下とともに始(はじ)める、と。
於是歷吉日以齊戒襲朝衣
ここに於いて吉日をあきらかにして、ものいみを以ってし、朝衣を着て、
乘法駕建華旗鳴玉鸞
法駕(天子の乗り物)に乗り、華旗(既出の翠華之旗?)を建て、玉の鸞(天子の馬車のくつわにつける鈴)を鳴(な)らし、
游乎六藝之囿騖乎仁義之涂
六芸(りくげい)の囿(苑(その))に遊び、仁義の途(みち)をもとめ、
覽觀春秋之林射貍首
春秋(春秋経)の林を観覧(かんらん)し、貍首(貍はたぬき、 首(しゅう)は或いは狌(しょう いたち)で元は同音で?、射(しゃ)と音が呼応?、林(りん)、射 貍(り)首)? 貍首は逸詩篇名)を射て、
兼騶虞弋玄鶴建干戚
騶虞(徳を好むという聖獣 詩経の篇名))をしのぎ、黒い鶴(つる)(舞楽名)をいぐるみでとり、干戚(たてとまさかり 舞うときに使用する)を建て、
載雲睅揜群雅悲伐檀
雲の旗(はた 睅(かん)=罕(かん)?)を載(の)せ、群雅(からすの群れ 雅は詩の体の一つ)をおおい、伐檀(檀の木を切ること 詩経の篇名)を悲しみ、
食糧庫を開(あ)けて貧窮にほどこし、不足を補(おぎな)い、
恤寡存孤獨出號
やもめに金品をめぐみ、父のない子や子のない老人を存(ながら)えさせ、徳の命令を出し、
省刑罰改制度易服色
刑罰を減(へ)らして、制度を改(あらた)め、服の色をかえ、
更正朔與天下為始
暦(こよみ)を新しくし、天下とともに始(はじ)める、と。
於是歷吉日以齊戒襲朝衣
ここに於いて吉日をあきらかにして、ものいみを以ってし、朝衣を着て、
乘法駕建華旗鳴玉鸞
法駕(天子の乗り物)に乗り、華旗(既出の翠華之旗?)を建て、玉の鸞(天子の馬車のくつわにつける鈴)を鳴(な)らし、
游乎六藝之囿騖乎仁義之涂
六芸(りくげい)の囿(苑(その))に遊び、仁義の途(みち)をもとめ、
覽觀春秋之林射貍首
春秋(春秋経)の林を観覧(かんらん)し、貍首(貍はたぬき、 首(しゅう)は或いは狌(しょう いたち)で元は同音で?、射(しゃ)と音が呼応?、林(りん)、射 貍(り)首)? 貍首は逸詩篇名)を射て、
兼騶虞弋玄鶴建干戚
騶虞(徳を好むという聖獣 詩経の篇名))をしのぎ、黒い鶴(つる)(舞楽名)をいぐるみでとり、干戚(たてとまさかり 舞うときに使用する)を建て、
載雲睅揜群雅悲伐檀
雲の旗(はた 睅(かん)=罕(かん)?)を載(の)せ、群雅(からすの群れ 雅は詩の体の一つ)をおおい、伐檀(檀の木を切ること 詩経の篇名)を悲しみ、