涉豐隆之滂沛
豊隆の 滂沛を渉(わた)り、
馳游道而修降兮
道を巡り馳せて、修(おさ)め安(やす)らぎ、
騖遺霧而遠逝
はせて霧を抜けて遠く行く。
迫區中之隘陝兮
区中(句注?)の 隘陝(けわしくせまい)に迫り、
舒節出乎北垠
旗をゆるやかにたらして出るは、北のはてに。
遺屯騎於玄闕兮
抜けて 玄闕(黒帝の遠望台?)に於いて騎を屯し、
軼先驅於寒門
過ぎて北のはての門に先駆けする。
豊隆の 滂沛を渉(わた)り、
馳游道而修降兮
道を巡り馳せて、修(おさ)め安(やす)らぎ、
騖遺霧而遠逝
はせて霧を抜けて遠く行く。
迫區中之隘陝兮
区中(句注?)の 隘陝(けわしくせまい)に迫り、
舒節出乎北垠
旗をゆるやかにたらして出るは、北のはてに。
遺屯騎於玄闕兮
抜けて 玄闕(黒帝の遠望台?)に於いて騎を屯し、
軼先驅於寒門
過ぎて北のはての門に先駆けする。