下崢而無地兮
下は、谷などの深くて危険なさまにして、地は、無く、
上寥廓而無天
上は、がらんとしてむなしくして、天は、無く、
視眩眠而無見兮
視るは、目がくらんで見えずして、見えるものは無く、
聽惝恍而無聞
聴くは、ぼうっとしてはっきりせずして、聞こえるものは、無く、
乘虛無而上假兮
虚無に乗って、遠く上がり、
超無友而獨存
飛び越えて、友は無くなりて、ただ一人ながらえるのみ。
下は、谷などの深くて危険なさまにして、地は、無く、
上寥廓而無天
上は、がらんとしてむなしくして、天は、無く、
視眩眠而無見兮
視るは、目がくらんで見えずして、見えるものは無く、
聽惝恍而無聞
聴くは、ぼうっとしてはっきりせずして、聞こえるものは、無く、
乘虛無而上假兮
虚無に乗って、遠く上がり、
超無友而獨存
飛び越えて、友は無くなりて、ただ一人ながらえるのみ。