大漢之逢涌原泉
大漢の徳は、さかんに源泉に涌(わ)き、
沕潏漫衍旁魄四塞
沕潏と深く涌(わ)きでて、漫衍(まんえん)と流れあふれ、四方の塞(とりで)に旁礴(ぼうはく 旁魄(ぼうはく)=旁礴(ぼうはく)?)といっぱいになってふさがり、
雲尃霧散上暢九垓下泝八埏
雲は遷(うつ)って(専(せん)=遷(せん)?)、霧は散(ち)り、上は天のはてにのびて、下は八方の地のはてに向う。
懷生之類霑濡浸潤
生長する類(たぐい)を懐(いだ)いて霑濡(てんじゅ)とうるおい、浸潤(しんじゅん)としだいにしみとおり、
協氣流武節飄逝
協気(きょうき)と和合し、横流(おうりゅう)と水があふれて流れ出て、戦いの旗は飄逝(ひょうせい)とさすらって去り、
邇陜游原迥闊泳沫
邇陜と近くは、平原に遊んだり、迥闊(けいかつ)とはるか遠くは、泳沫と泳(およ)ぎ尽(つ)き、
首惡湮沒闇昧昭晢
悪人のかしらは湮沒(いんぼつ)とあとかたなく消えてなくなり、闇昧とした暗い闇(やみ)は、昭晢と明らかになり、
昆蟲凱澤回首面內
昆虫は凱沢(がいえき)となごやかに楽しみ、振り返って見るは内(うち)に向かい、
大漢の徳は、さかんに源泉に涌(わ)き、
沕潏漫衍旁魄四塞
沕潏と深く涌(わ)きでて、漫衍(まんえん)と流れあふれ、四方の塞(とりで)に旁礴(ぼうはく 旁魄(ぼうはく)=旁礴(ぼうはく)?)といっぱいになってふさがり、
雲尃霧散上暢九垓下泝八埏
雲は遷(うつ)って(専(せん)=遷(せん)?)、霧は散(ち)り、上は天のはてにのびて、下は八方の地のはてに向う。
懷生之類霑濡浸潤
生長する類(たぐい)を懐(いだ)いて霑濡(てんじゅ)とうるおい、浸潤(しんじゅん)としだいにしみとおり、
協氣流武節飄逝
協気(きょうき)と和合し、横流(おうりゅう)と水があふれて流れ出て、戦いの旗は飄逝(ひょうせい)とさすらって去り、
邇陜游原迥闊泳沫
邇陜と近くは、平原に遊んだり、迥闊(けいかつ)とはるか遠くは、泳沫と泳(およ)ぎ尽(つ)き、
首惡湮沒闇昧昭晢
悪人のかしらは湮沒(いんぼつ)とあとかたなく消えてなくなり、闇昧とした暗い闇(やみ)は、昭晢と明らかになり、
昆蟲凱澤回首面內
昆虫は凱沢(がいえき)となごやかに楽しみ、振り返って見るは内(うち)に向かい、