陛下謙讓而弗發也
陛下は謙譲(けんじょう)して、発さないのは、
挈三神之驩
三神のよろこびをつりあげて、
缺王道之儀
王道の儀(ぎ)を欠(か)き、
群臣恧焉
群臣ははじるのです。
或謂且天為質闇
或(あ)るものは謂(い)います、まさに天は闇(やみ)をたださんとしており、
珍符固不可辭
珍(めずら)しいしるしは固(もと)より辞(じ)するべきではなく、
若然辭之
もし、然(しか)るにこれを辞(じ)すれば、
是泰山靡記而梁父靡幾也
ここに、泰山(天の神をまつるところ)は記憶をなくして、梁父(地の神をまつるところ)は願うことはなくなることでしょう。
亦各并時而榮
また平時(へいじ 并(へい)=平(へい)?)に至りて栄(さか)え、
咸濟世而屈
あまねく世の中の欠点をただして、屈(くっ)しさせたのに、
說者尚何稱於後
説(と)く者は後に何を称(たた)えてほこるのでしょうか、
而云七十二君乎
しこうして、七十二君を云(い)うのですか?、と。
陛下は謙譲(けんじょう)して、発さないのは、
挈三神之驩
三神のよろこびをつりあげて、
缺王道之儀
王道の儀(ぎ)を欠(か)き、
群臣恧焉
群臣ははじるのです。
或謂且天為質闇
或(あ)るものは謂(い)います、まさに天は闇(やみ)をたださんとしており、
珍符固不可辭
珍(めずら)しいしるしは固(もと)より辞(じ)するべきではなく、
若然辭之
もし、然(しか)るにこれを辞(じ)すれば、
是泰山靡記而梁父靡幾也
ここに、泰山(天の神をまつるところ)は記憶をなくして、梁父(地の神をまつるところ)は願うことはなくなることでしょう。
亦各并時而榮
また平時(へいじ 并(へい)=平(へい)?)に至りて栄(さか)え、
咸濟世而屈
あまねく世の中の欠点をただして、屈(くっ)しさせたのに、
說者尚何稱於後
説(と)く者は後に何を称(たた)えてほこるのでしょうか、
而云七十二君乎
しこうして、七十二君を云(い)うのですか?、と。