般般之獸樂我君囿
般般(はんはん)としたまだら模様の獣(けもの)は、我らが君の囿(鳥や動物を放し飼いにするために垣でかこった場所)に楽しむ。
白質章其儀可(嘉)[喜]
白地(しろじ)に黒の模様の、その戯(たわむ)れる(儀(ぎ)=戯(ぎ)?)は嘉(よみ)するべし、
旼旼睦睦君子之能
旼旼(びんびん)となごみ、睦睦(ぼくぼく)とむつまじくするを。君子(くんし)の才能は、
蓋聞其聲今觀其來
思うにその声を聞き、今にその来るを観(み)て、
厥涂靡蹤天瑞之徵
その途(みち)は足跡(あしあと)を消して、天瑞(てんずい)を呼び寄せる。
茲亦於舜虞氏以興
このようにまた、帝舜に於いても、虞氏は盛んになるを以ってし、
濯濯之麟游彼靈畤
濯濯(たくたく)と肥(こ)えた麟(きりん めでたいしるしとされる動物)が、彼(か)の霊畤(祭場)に遊ぶ。
孟冬十月君俎郊祀
冬の初め十月(陰暦十月)、君のいけにえをそなえて郊祀(こうし)するは、
馳我君輿帝以享祉
我らが君の輿(こし)を馳(は)せ、帝(上帝)は幸いを受けるを以ってした。
三代之前蓋未嘗有
三代(夏、殷、周)の前(さき 前方)に、思うに未(いま)だ嘗(かつ)て有っただろうか。
般般(はんはん)としたまだら模様の獣(けもの)は、我らが君の囿(鳥や動物を放し飼いにするために垣でかこった場所)に楽しむ。
白質章其儀可(嘉)[喜]
白地(しろじ)に黒の模様の、その戯(たわむ)れる(儀(ぎ)=戯(ぎ)?)は嘉(よみ)するべし、
旼旼睦睦君子之能
旼旼(びんびん)となごみ、睦睦(ぼくぼく)とむつまじくするを。君子(くんし)の才能は、
蓋聞其聲今觀其來
思うにその声を聞き、今にその来るを観(み)て、
厥涂靡蹤天瑞之徵
その途(みち)は足跡(あしあと)を消して、天瑞(てんずい)を呼び寄せる。
茲亦於舜虞氏以興
このようにまた、帝舜に於いても、虞氏は盛んになるを以ってし、
濯濯之麟游彼靈畤
濯濯(たくたく)と肥(こ)えた麟(きりん めでたいしるしとされる動物)が、彼(か)の霊畤(祭場)に遊ぶ。
孟冬十月君俎郊祀
冬の初め十月(陰暦十月)、君のいけにえをそなえて郊祀(こうし)するは、
馳我君輿帝以享祉
我らが君の輿(こし)を馳(は)せ、帝(上帝)は幸いを受けるを以ってした。
三代之前蓋未嘗有
三代(夏、殷、周)の前(さき 前方)に、思うに未(いま)だ嘗(かつ)て有っただろうか。