故云神至能見夢於元王而不能自出漁者之籠
故(ゆえ)に云(い)う、神が至って宋元王に夢を見させることができたが、自(みずか)らを漁者の籠(かご)から出すことができなかったと。
身能十言盡當不能通使於河
身(み)は十を言ってことごとく当(あ)てることができたが、河に使(つか)いして通じ、
還報於江賢能令人戰勝攻取
江に還(かえ)って報告することができなかった。賢は人をして戦いに勝たせ攻め取らせたが、
不能自解於刀鋒免剝刺之患
自(みずか)らを刀(かたな)の切っ先に於いて解放(かいほう)し、剥(は)がされ刺(さ)される患(うれ)いを免(まぬか)れることができなかった。
聖能先知亟見而不能令衛平無言
聖は先んじてすみやかに見て理解することができるが、宋博士衛平に言上を無くさしめることができなかった。
言事百全至身而攣
言ったことはすべて全(まっと)うしたが、身(み)に至ってはおさめられてしまった(攣(れん)=斂(れん)?)。
故(ゆえ)に云(い)う、神が至って宋元王に夢を見させることができたが、自(みずか)らを漁者の籠(かご)から出すことができなかったと。
身能十言盡當不能通使於河
身(み)は十を言ってことごとく当(あ)てることができたが、河に使(つか)いして通じ、
還報於江賢能令人戰勝攻取
江に還(かえ)って報告することができなかった。賢は人をして戦いに勝たせ攻め取らせたが、
不能自解於刀鋒免剝刺之患
自(みずか)らを刀(かたな)の切っ先に於いて解放(かいほう)し、剥(は)がされ刺(さ)される患(うれ)いを免(まぬか)れることができなかった。
聖能先知亟見而不能令衛平無言
聖は先んじてすみやかに見て理解することができるが、宋博士衛平に言上を無くさしめることができなかった。
言事百全至身而攣
言ったことはすべて全(まっと)うしたが、身(み)に至ってはおさめられてしまった(攣(れん)=斂(れん)?)。