管蔡相武庚將寧舊商
管(姫鮮(周文王の三男)の封地)、蔡(姫度(周文王の五男)の封地)が武庚(子禄父(殷紂王(子辛)の子))を補佐し、まさに旧商(旧殷)を安寧(あんねい)にせんとした。
及旦攝政二叔不饗
周公旦(姫旦)が摂政(せっしょう)になるに及んで、二人の兄弟はねぎらわず、
殺鮮放度周公為盟
姫鮮(管叔鮮)を殺し、姫度(蔡叔度)を放逐(ほうちく)した。周公(姫旦)は誓(ちか)をたてて、
大任十子周以宗彊
十人の子(周公旦の兄弟たち)を大いに任用して、周は一族を以って強くなった。
嘉仲悔過作管蔡世家第五
蔡仲(姫胡 蔡叔度の子)が過(あやま)ちを悔(く)やんだのを嘉(よみ)して、管蔡世家を作るのが第五。
王后不絕舜禹是說
王の後継が絶(た)えなければ、帝舜(姚重華 或いは公孫重華?)、帝禹(夏禹王(姒禹))はここに悦(よろこ)ぶ。
維休明苗裔蒙烈
これ、徳はおおいに明らかになり、苗裔(びょうえい)はすぐれた業績を蒙(こうむ)った。
百世享祀爰周陳杞楚實滅之
百世が祭祀(さいし)を享受(きょうじゅ)し、ここにおいてめぐって陳(帝舜の子孫の国)、杞(帝禹の子孫の国)は、楚が実(じつ)にこれを滅ぼした。
齊田既起舜何人哉作陳杞世家第六
斉の田氏(陳の子孫)がまもなく起こり 、帝舜(姚重華 或いは公孫重華?)はなんとえらい人なのだろうかな。陳、杞の世家を作るのが第六。
管(姫鮮(周文王の三男)の封地)、蔡(姫度(周文王の五男)の封地)が武庚(子禄父(殷紂王(子辛)の子))を補佐し、まさに旧商(旧殷)を安寧(あんねい)にせんとした。
及旦攝政二叔不饗
周公旦(姫旦)が摂政(せっしょう)になるに及んで、二人の兄弟はねぎらわず、
殺鮮放度周公為盟
姫鮮(管叔鮮)を殺し、姫度(蔡叔度)を放逐(ほうちく)した。周公(姫旦)は誓(ちか)をたてて、
大任十子周以宗彊
十人の子(周公旦の兄弟たち)を大いに任用して、周は一族を以って強くなった。
嘉仲悔過作管蔡世家第五
蔡仲(姫胡 蔡叔度の子)が過(あやま)ちを悔(く)やんだのを嘉(よみ)して、管蔡世家を作るのが第五。
王后不絕舜禹是說
王の後継が絶(た)えなければ、帝舜(姚重華 或いは公孫重華?)、帝禹(夏禹王(姒禹))はここに悦(よろこ)ぶ。
維休明苗裔蒙烈
これ、徳はおおいに明らかになり、苗裔(びょうえい)はすぐれた業績を蒙(こうむ)った。
百世享祀爰周陳杞楚實滅之
百世が祭祀(さいし)を享受(きょうじゅ)し、ここにおいてめぐって陳(帝舜の子孫の国)、杞(帝禹の子孫の国)は、楚が実(じつ)にこれを滅ぼした。
齊田既起舜何人哉作陳杞世家第六
斉の田氏(陳の子孫)がまもなく起こり 、帝舜(姚重華 或いは公孫重華?)はなんとえらい人なのだろうかな。陳、杞の世家を作るのが第六。