維驥騄耳乃章造父
これ、一日千里を走る馬の騄耳はすなわち造父を章(あきら)かにした。
趙夙事獻衰續厥緒
趙夙は晋献公姫詭諸に仕(つか)え、趙衰がその系統を続けた。
佐文尊王卒為晉輔
晋文公姫重耳を補佐し、周王を尊び、とうとう晋輔と為った。
襄子困辱乃禽智伯
趙襄子(趙毋卹)が、困り辱(はずか)しめられ、すなわち、智伯(智瑶)を擒(とりこ)にした。
主父生縛餓死探爵
主父(趙武霊王趙雍)が生きたまま縛(しば)られ、雀(すずめ)を探(さが)しながら餓死した。
王遷辟淫良將是斥
趙幽繆王趙遷は誠実ではなく淫(みだ)らで、良将がここに排斥(はいせき)された。
嘉鞅討周亂作趙世家第十三
趙鞅(趙簡子)が周の乱を討(う)ったことを嘉(よみ)して、趙世家を作るのが第十三。
畢萬爵魏卜人知之
畢万が魏を爵されることは、卜(うらな)い人はこれを知っていた。
及絳戮干戎翟和之
魏絳(魏昭子)が姫楊干(晋悼公姫周の弟)を殺戮し、戎翟がこれに和(わ)した。
文侯慕義子夏師之
魏文侯魏都は義を慕(した)い、子夏(卜商 孔子の門人)がこれの師となった。
惠王自矜齊秦攻之
魏恵王魏罃は自らを誇(ほこ)り、斉、秦はこれを攻めた。
既疑信陵諸侯罷之
すでに信陵君魏無忌を疑い、諸侯はこれをやめ、
卒亡大梁王假廝之
とうとう大梁(魏の都)を亡(ほろ)ぼし、魏王魏假は召使にされた。
嘉武佐晉文申霸道作魏世家第十四
魏武子(畢万の子)が晋文公姫重耳を補佐して覇道を述(の)べたことを嘉(よみ)して、魏世家を作るのが第十四。
これ、一日千里を走る馬の騄耳はすなわち造父を章(あきら)かにした。
趙夙事獻衰續厥緒
趙夙は晋献公姫詭諸に仕(つか)え、趙衰がその系統を続けた。
佐文尊王卒為晉輔
晋文公姫重耳を補佐し、周王を尊び、とうとう晋輔と為った。
襄子困辱乃禽智伯
趙襄子(趙毋卹)が、困り辱(はずか)しめられ、すなわち、智伯(智瑶)を擒(とりこ)にした。
主父生縛餓死探爵
主父(趙武霊王趙雍)が生きたまま縛(しば)られ、雀(すずめ)を探(さが)しながら餓死した。
王遷辟淫良將是斥
趙幽繆王趙遷は誠実ではなく淫(みだ)らで、良将がここに排斥(はいせき)された。
嘉鞅討周亂作趙世家第十三
趙鞅(趙簡子)が周の乱を討(う)ったことを嘉(よみ)して、趙世家を作るのが第十三。
畢萬爵魏卜人知之
畢万が魏を爵されることは、卜(うらな)い人はこれを知っていた。
及絳戮干戎翟和之
魏絳(魏昭子)が姫楊干(晋悼公姫周の弟)を殺戮し、戎翟がこれに和(わ)した。
文侯慕義子夏師之
魏文侯魏都は義を慕(した)い、子夏(卜商 孔子の門人)がこれの師となった。
惠王自矜齊秦攻之
魏恵王魏罃は自らを誇(ほこ)り、斉、秦はこれを攻めた。
既疑信陵諸侯罷之
すでに信陵君魏無忌を疑い、諸侯はこれをやめ、
卒亡大梁王假廝之
とうとう大梁(魏の都)を亡(ほろ)ぼし、魏王魏假は召使にされた。
嘉武佐晉文申霸道作魏世家第十四
魏武子(畢万の子)が晋文公姫重耳を補佐して覇道を述(の)べたことを嘉(よみ)して、魏世家を作るのが第十四。