楚人圍我滎陽相守三年
楚人が漢を栄陽で包囲して、互いに守ること三年、
蕭何填撫山西推計踵兵
漢丞相蕭何は山西を鎮撫(ちんぶ)して、計(はか)りごとを推(お)して戦いをつぎ、
給糧食不絕使百姓愛漢不樂為楚
糧食を給するは絶やさず、百姓をして漢を愛さしめ、楚のためにすることを楽しまないようにさせた。
作蕭相國世家第二十三
蕭相國世家を作るのが第二十三。
與信定魏破趙拔齊遂弱楚人
韓信(淮陰侯の方)とともに魏を平定し、趙を破って斉を攻め落とし、遂(つい)に楚人を弱まらせた。
續何相國不變不革黎庶攸寧
蕭何(漢相国酂文終侯蕭何)に続いて相国になり、不変不革で、庶民は悠然(ゆうぜん)と安寧(あんねい)した。
嘉參不伐功矜能作曹相國世家第二十四
曹参(漢相国平陽懿侯曹参)は功をほこらず能力をほこらなかったことを嘉(よみ)して、曹相國世家を作るのが第二十四。
楚人が漢を栄陽で包囲して、互いに守ること三年、
蕭何填撫山西推計踵兵
漢丞相蕭何は山西を鎮撫(ちんぶ)して、計(はか)りごとを推(お)して戦いをつぎ、
給糧食不絕使百姓愛漢不樂為楚
糧食を給するは絶やさず、百姓をして漢を愛さしめ、楚のためにすることを楽しまないようにさせた。
作蕭相國世家第二十三
蕭相國世家を作るのが第二十三。
與信定魏破趙拔齊遂弱楚人
韓信(淮陰侯の方)とともに魏を平定し、趙を破って斉を攻め落とし、遂(つい)に楚人を弱まらせた。
續何相國不變不革黎庶攸寧
蕭何(漢相国酂文終侯蕭何)に続いて相国になり、不変不革で、庶民は悠然(ゆうぜん)と安寧(あんねい)した。
嘉參不伐功矜能作曹相國世家第二十四
曹参(漢相国平陽懿侯曹参)は功をほこらず能力をほこらなかったことを嘉(よみ)して、曹相國世家を作るのが第二十四。