非信廉仁勇不能傳兵論劍
信廉仁勇に非(あら)ざれば、兵法を伝え剣術を論ずることができない。
與道同符內可以治身
道とともに符を同じくすれば、内に身を治めるを以ってすることができ、
外可以應變君子比焉作孫子吳起列傳第五
外に変化に応ずるを以ってすることができ、君子が徳にたとえるのである。孫子呉起列伝を作るのが第五。
維建遇讒爰及子奢
これ、楚太子熊建が讒言(ざんげん)に遇(あ)い、ここにおいて子奢(伍奢)に及び
尚既匡父伍員奔吳作伍子胥列傳第六
伍尚はすでに父を救おうとし、 伍員は呉に奔走した。伍子胥列伝を作るのが第六。
孔氏述文弟子興業
孔子が文を述べ、弟子が業を興(おこ)し、
咸為師傅崇仁義作仲尼弟子列傳第七
あまねく師傅と為って、仁を崇(あが)め義を磨(みが)いた。仲尼弟子列伝を作るのが第七。
鞅去衛適秦能明其術
公孫鞅(商鞅)は衛を去って秦におもむき、その術を明らかにすることができた。
彊霸孝公後世遵其法作商君列傳第八
秦孝公嬴渠梁を強く覇(は)させ、後世はその法を手本にした。商君列伝を作るのが第八。
天下患衡秦毋饜而蘇子能存諸侯
天下は秦が満足すること無く連衡していることを患(うれ)え、しこうして蘇子(蘇秦)は諸侯を
存(ながら)えさせることができると、
約從以抑貪彊作蘇秦列傳第九
合従を約して貪強を抑(おさ)えることを以ってした。蘇秦列伝を作るのが第九。
六國既從親而張儀能明其說
六国がすでに従親(じゅうしん)すると、しこうして、張儀はその説を明らかにすることができ、
復散解諸侯作張儀列傳第十
ふたたび諸侯を散解(さんかい)させた。張儀列伝を作るのが第十。
信廉仁勇に非(あら)ざれば、兵法を伝え剣術を論ずることができない。
與道同符內可以治身
道とともに符を同じくすれば、内に身を治めるを以ってすることができ、
外可以應變君子比焉作孫子吳起列傳第五
外に変化に応ずるを以ってすることができ、君子が徳にたとえるのである。孫子呉起列伝を作るのが第五。
維建遇讒爰及子奢
これ、楚太子熊建が讒言(ざんげん)に遇(あ)い、ここにおいて子奢(伍奢)に及び
尚既匡父伍員奔吳作伍子胥列傳第六
伍尚はすでに父を救おうとし、 伍員は呉に奔走した。伍子胥列伝を作るのが第六。
孔氏述文弟子興業
孔子が文を述べ、弟子が業を興(おこ)し、
咸為師傅崇仁義作仲尼弟子列傳第七
あまねく師傅と為って、仁を崇(あが)め義を磨(みが)いた。仲尼弟子列伝を作るのが第七。
鞅去衛適秦能明其術
公孫鞅(商鞅)は衛を去って秦におもむき、その術を明らかにすることができた。
彊霸孝公後世遵其法作商君列傳第八
秦孝公嬴渠梁を強く覇(は)させ、後世はその法を手本にした。商君列伝を作るのが第八。
天下患衡秦毋饜而蘇子能存諸侯
天下は秦が満足すること無く連衡していることを患(うれ)え、しこうして蘇子(蘇秦)は諸侯を
存(ながら)えさせることができると、
約從以抑貪彊作蘇秦列傳第九
合従を約して貪強を抑(おさ)えることを以ってした。蘇秦列伝を作るのが第九。
六國既從親而張儀能明其說
六国がすでに従親(じゅうしん)すると、しこうして、張儀はその説を明らかにすることができ、
復散解諸侯作張儀列傳第十
ふたたび諸侯を散解(さんかい)させた。張儀列伝を作るのが第十。