率行其謀連五國兵為弱燕報彊齊之讎
その謀(はかりごと)を率(ひき)い行い、五国の兵を連(つら)ね、弱い燕の為(ため)に強い斉の仇(あだ)に報(むく)い、
雪其先君之恥作樂毅列傳第二十
先君(燕昭王姫平)の恥を雪(すす)いだ。楽毅列伝を作るのが第二十。
能信意彊秦而屈體廉子用徇其君
強い秦に意(い)を伸(の)ばすことができて、廉子(趙将廉頗)に体を屈させ、その(趙)君に用いられ殉(じゅん)じようとし、
俱重於諸侯作廉頗藺相如列傳第二十一
ともに諸侯に於いて重んぜられた。廉頗藺相如列伝を作るのが第二十一。
湣王既失臨淄而奔莒
斉湣王田地はすでに臨淄を失うと莒に奔走した。
唯田單用即墨破走騎劫
ただ田単のみが即墨(地名)を用いて燕将騎劫を敗走させ、
遂存齊社稷作田單列傳第二十二
遂(つい)に斉の社稷(しゃしょく)を存(ながら)えさせた。田単列伝を作るのが第二十二。
能設詭說解患於圍城
詭説(きせつ)を設けて、包囲された城に於いて患(うれ)を解くことができた。
輕爵祿樂肆志作魯仲連鄒陽列傳第二十三
爵禄(しゃくろく)を軽んじて、志(こころざし)を思うままにして楽しんだ。魯仲連鄒陽列伝を作るのが第二十三。
その謀(はかりごと)を率(ひき)い行い、五国の兵を連(つら)ね、弱い燕の為(ため)に強い斉の仇(あだ)に報(むく)い、
雪其先君之恥作樂毅列傳第二十
先君(燕昭王姫平)の恥を雪(すす)いだ。楽毅列伝を作るのが第二十。
能信意彊秦而屈體廉子用徇其君
強い秦に意(い)を伸(の)ばすことができて、廉子(趙将廉頗)に体を屈させ、その(趙)君に用いられ殉(じゅん)じようとし、
俱重於諸侯作廉頗藺相如列傳第二十一
ともに諸侯に於いて重んぜられた。廉頗藺相如列伝を作るのが第二十一。
湣王既失臨淄而奔莒
斉湣王田地はすでに臨淄を失うと莒に奔走した。
唯田單用即墨破走騎劫
ただ田単のみが即墨(地名)を用いて燕将騎劫を敗走させ、
遂存齊社稷作田單列傳第二十二
遂(つい)に斉の社稷(しゃしょく)を存(ながら)えさせた。田単列伝を作るのが第二十二。
能設詭說解患於圍城
詭説(きせつ)を設けて、包囲された城に於いて患(うれ)を解くことができた。
輕爵祿樂肆志作魯仲連鄒陽列傳第二十三
爵禄(しゃくろく)を軽んじて、志(こころざし)を思うままにして楽しんだ。魯仲連鄒陽列伝を作るのが第二十三。