徙彊族都關中和約匈奴

徙彊族都關中和約匈奴

強族を移し、関中を都にし、匈奴に和親を約し、

明朝廷禮次宗廟儀法作劉敬叔孫通列傳第三十九

朝廷の礼を明らかにして、宗廟の儀法を順序だてた。劉敬叔孫通列伝を作るのが第三十九。

能摧剛作柔卒為列臣

剛を砕（くだ）いて柔を作ることでき、とうとう列臣に為った。

欒公不劫於埶而倍死作季布欒布列傳第四十

欒公（梁大夫欒布）は形勢に於いて脅（おど）されて死にそむくことはしなかった。季布欒布列伝を作るのが第四十。

敢犯顏色以達主義不顧其身

敢（あ）えて顔色を犯（おか）して主義を達するを以ってし、その身（み）を顧（かえりみ）ず、

為國家樹長畫作袁盎晁錯列傳第四十一

国家の為（ため）に長期的計画を樹立した。袁盎晁錯列伝を作るのが第四十一。

守法不失大理言古賢人

法を守って大理を失わず、古（いにしえ）の賢人を言い、

主之明作張釋之馮唐列傳第四十二

主（あるじ）の明（めい）を増（ふ）やした。張釈之馮唐列伝を作るのが第四十二。

敦厚慈孝訥於言

敦厚（とんこう　まごごろがあって人情深いこと）慈孝（じこう　子孫をいつくしみ父母につかえること）で、言に於いてはどもり、

敏於行務在鞠躬君子長者作萬石張叔列傳第四十三

行いに於いては敏捷（びんしょう）で、鞠躬（きっきゅう　身をかがめてうやまいつつしむこと）に在（あ）ることに務（つと）め、君子（くんし）の長者（ちょうじゃ）である。万石張叔列伝を作るのが第四十三。

守節切直義足以言廉

節を守って剛直で、義（ぎ）は廉潔（れんけつ）を言うを以ってするに足（た）り、

行足以賢任重權不可以非理撓作田叔列傳第四十四

行いは賢（けん）をはげますを以ってするに足（た）り、 重権に任（まか）されても理で非（あら）ざるを以ってたわめることはできない。田叔列伝を作るのが第四十四。