維我漢繼五帝末流接三代(統)[絕]業
これ、我が漢は五帝の末流を継(つ)ぎ、三代(夏、殷、周)の統業を接(つ)いだ。
周道廢秦撥去古文焚滅詩書
周道がすたれ、秦は古文を捨て去り、詩書を燃やして滅ぼし、
故明堂石室金匱玉版圖籍散亂
故(ゆえ)に明堂、石室、金匱(金の箱)、玉版(玉で作った板に文字を刻んだ貴重な書物)が散乱した。
於是漢興蕭何次律令韓信申軍法
ここに於いて漢が興(おこ)り、蕭何が律令を順序だて、韓信が軍法を述(の)べ、
張蒼為章程叔孫通定禮儀
張蒼が章程(規則)をつくり、叔孫通は礼儀を定(さだ)め、
則文學彬彬稍進詩書往往出矣
すなわち、文学は彬彬(ひんぴん)と調和がとれて次第に進み、詩書は往々(おうおう)にして混(ま)じえ出された。
これ、我が漢は五帝の末流を継(つ)ぎ、三代(夏、殷、周)の統業を接(つ)いだ。
周道廢秦撥去古文焚滅詩書
周道がすたれ、秦は古文を捨て去り、詩書を燃やして滅ぼし、
故明堂石室金匱玉版圖籍散亂
故(ゆえ)に明堂、石室、金匱(金の箱)、玉版(玉で作った板に文字を刻んだ貴重な書物)が散乱した。
於是漢興蕭何次律令韓信申軍法
ここに於いて漢が興(おこ)り、蕭何が律令を順序だて、韓信が軍法を述(の)べ、
張蒼為章程叔孫通定禮儀
張蒼が章程(規則)をつくり、叔孫通は礼儀を定(さだ)め、
則文學彬彬稍進詩書往往出矣
すなわち、文学は彬彬(ひんぴん)と調和がとれて次第に進み、詩書は往々(おうおう)にして混(ま)じえ出された。