北斗七星所謂旋璣玉衡以齊七政
北斗七星は所謂(いわゆる)、「璿璣(せんき 天文を測る機械)玉衡(璣衡きこう 球体の表面に天文をえがきこれを回転させて天文を観測する機械 )は七政(七正)を整えるを以ってする」である。
杓攜龍角衡殷南斗魁枕參首
杓(ひしゃくの柄の持つところの二星を直線で結んだ線)は龍角(おそらくアークツルス)に携(けい つれていく)し、衡(ひしゃくの柄の持つところの端から二、三、四番目の星を直線で結んだ線)は南斗(さそり座のあたり)にみちびき(殷(いん)=引(いん)?)、
魁(ひしゃくの口の部分)は、参(二十八宿の一つ おさらく既出の天の槍の部分の三つの星 レグルス等(しし座のあたり)を指す。 律書によれば参は六月(旧暦六月)あたりにあって、十一月の須女の真向かいにあるので律書の位置説明に対しても一致しますが、通説の二十八宿図とは異なります)の首(あたま)に枕(まくら)をしている。
用昏建者杓杓自華以西南
昏(たそがれどき)を用いて(観察して)建(た)つ(地平に対して垂直に立つ)のは杓(柄の持つところの二星を直線で結んだ線)で、杓は、華(中国)より西南を以ってしめす。
夜半建者衡衡殷中州河濟之
夜半に建(た)つ(地平にたいして垂直に立つ)のは衡(柄の持つところの端から二、三、四番目の星を直線で結んだ線)で、衡は中州の河、済の間にみちびく(殷(いん)=引(いん)?)。
平旦建者魁魁海岱以東北也
平旦(へいたん 夜明け)に建(た)つ(地平にたいして垂直に立つ)のは魁(ひしゃくの口の一、二番目の星を直線で結んだ線)で、魁は海岱の東北を以ってしめすのである。
斗為帝車運于中央臨制四鄉
斗(北斗七星)は帝車と為って、中央に運び、四つの郷(さと)を臨(のぞ)み制(せい)する。
分陰陽建四時均五行移節度定諸紀皆系於斗
陰陽を分け、四時(四季)を建(た)て、五行(ごぎょう)を均(ひと)しくし、節度を移し、諸紀を定めるは、皆(みな)斗(北斗七星)につながる。
北斗七星は所謂(いわゆる)、「璿璣(せんき 天文を測る機械)玉衡(璣衡きこう 球体の表面に天文をえがきこれを回転させて天文を観測する機械 )は七政(七正)を整えるを以ってする」である。
杓攜龍角衡殷南斗魁枕參首
杓(ひしゃくの柄の持つところの二星を直線で結んだ線)は龍角(おそらくアークツルス)に携(けい つれていく)し、衡(ひしゃくの柄の持つところの端から二、三、四番目の星を直線で結んだ線)は南斗(さそり座のあたり)にみちびき(殷(いん)=引(いん)?)、
魁(ひしゃくの口の部分)は、参(二十八宿の一つ おさらく既出の天の槍の部分の三つの星 レグルス等(しし座のあたり)を指す。 律書によれば参は六月(旧暦六月)あたりにあって、十一月の須女の真向かいにあるので律書の位置説明に対しても一致しますが、通説の二十八宿図とは異なります)の首(あたま)に枕(まくら)をしている。
用昏建者杓杓自華以西南
昏(たそがれどき)を用いて(観察して)建(た)つ(地平に対して垂直に立つ)のは杓(柄の持つところの二星を直線で結んだ線)で、杓は、華(中国)より西南を以ってしめす。
夜半建者衡衡殷中州河濟之
夜半に建(た)つ(地平にたいして垂直に立つ)のは衡(柄の持つところの端から二、三、四番目の星を直線で結んだ線)で、衡は中州の河、済の間にみちびく(殷(いん)=引(いん)?)。
平旦建者魁魁海岱以東北也
平旦(へいたん 夜明け)に建(た)つ(地平にたいして垂直に立つ)のは魁(ひしゃくの口の一、二番目の星を直線で結んだ線)で、魁は海岱の東北を以ってしめすのである。
斗為帝車運于中央臨制四鄉
斗(北斗七星)は帝車と為って、中央に運び、四つの郷(さと)を臨(のぞ)み制(せい)する。
分陰陽建四時均五行移節度定諸紀皆系於斗
陰陽を分け、四時(四季)を建(た)て、五行(ごぎょう)を均(ひと)しくし、節度を移し、諸紀を定めるは、皆(みな)斗(北斗七星)につながる。