斗魁戴匡六星曰文昌宮
斗(北斗七星)の魁(口の部分の第一星)は、六つの星に匡(きょう 助ける)し戴(いただ)かれて、
曰く、文昌宮、と。
一曰上將二曰次將三曰貴相四曰司命五曰司中六曰司祿
最初の星曰く、上将、二番目の星曰く、次将、三番目の星曰く、貴相、四番目の星曰く、司命、五番目の星曰く、司中、六番目の星曰く、司禄、と。
在斗魁中貴人之牢
斗(北斗七星)の魁(口の部分)の中には、貴人の牢(ろう)が在(あ)る。
魁下六星兩兩相比者名曰三能
魁(口の部分の第一星)の下の六つの星が、二つづつ相(あい)並ぶのは、名づけて曰く、三能、と。
三能色齊君臣和不齊為乖戾
三能の色が斉(さい ととのう)していれば、君臣は和(わ)する。斉(さい ととのう)していなければ、(君臣は)乖戾(かいれい もとりそむく)を為す。
輔星明近輔臣親彊斥小疏弱
輔佐(ほさ)する(六つの星)が、明るく近ければ、輔臣は親(した)しまれて強く、(六つの星が)斥(せき しりぞける)して小さければ、(輔臣は)疎(うと)んぜられて弱い。
杓端有兩星一內為矛招搖
杓(ひしゃくの柄の持ち手の部分)の端(たん さき)には二つの星(うしかい座のアークツルスとイザール?)が有り、一つは内(うち)に矛(ほこ)と為り、招搖
一外為盾天鋒
一つは外に盾(たて)と為り、天鋒。
有句圜十五星屬杓曰賤人之牢
円(えん)に区切る十五の星(かんむり座?)が有り、杓(ひしゃくの柄の持ち手の部分)に属(ぞく)し、曰く、賤人(せんじん)の牢(ろう)、と。
其牢中星實則囚多虛則開出
その牢(ろう)の中の星が実(みちる)れば、囚人は多く、虚(から)になれば開いて出る。
天一槍棓矛盾動搖角大兵起
天一(北極星?)、槍(二十八宿の参?しし座のレグルス等)、 棓(カシオペア座?)、矛(イザール?)、盾(アークツルス?)、が動揺(どうよう)して、角(龍角?杓の線を真っ直ぐ黄道に当てたところ? 南斗(さそり座のあたり)の隣りの、おおかみ座の最も明るい星とケンタウルス座の中心の星を結んだ線?)が大きくなれば、兵(戦い)が起(お)こる。
斗(北斗七星)の魁(口の部分の第一星)は、六つの星に匡(きょう 助ける)し戴(いただ)かれて、
曰く、文昌宮、と。
一曰上將二曰次將三曰貴相四曰司命五曰司中六曰司祿
最初の星曰く、上将、二番目の星曰く、次将、三番目の星曰く、貴相、四番目の星曰く、司命、五番目の星曰く、司中、六番目の星曰く、司禄、と。
在斗魁中貴人之牢
斗(北斗七星)の魁(口の部分)の中には、貴人の牢(ろう)が在(あ)る。
魁下六星兩兩相比者名曰三能
魁(口の部分の第一星)の下の六つの星が、二つづつ相(あい)並ぶのは、名づけて曰く、三能、と。
三能色齊君臣和不齊為乖戾
三能の色が斉(さい ととのう)していれば、君臣は和(わ)する。斉(さい ととのう)していなければ、(君臣は)乖戾(かいれい もとりそむく)を為す。
輔星明近輔臣親彊斥小疏弱
輔佐(ほさ)する(六つの星)が、明るく近ければ、輔臣は親(した)しまれて強く、(六つの星が)斥(せき しりぞける)して小さければ、(輔臣は)疎(うと)んぜられて弱い。
杓端有兩星一內為矛招搖
杓(ひしゃくの柄の持ち手の部分)の端(たん さき)には二つの星(うしかい座のアークツルスとイザール?)が有り、一つは内(うち)に矛(ほこ)と為り、招搖
一外為盾天鋒
一つは外に盾(たて)と為り、天鋒。
有句圜十五星屬杓曰賤人之牢
円(えん)に区切る十五の星(かんむり座?)が有り、杓(ひしゃくの柄の持ち手の部分)に属(ぞく)し、曰く、賤人(せんじん)の牢(ろう)、と。
其牢中星實則囚多虛則開出
その牢(ろう)の中の星が実(みちる)れば、囚人は多く、虚(から)になれば開いて出る。
天一槍棓矛盾動搖角大兵起
天一(北極星?)、槍(二十八宿の参?しし座のレグルス等)、 棓(カシオペア座?)、矛(イザール?)、盾(アークツルス?)、が動揺(どうよう)して、角(龍角?杓の線を真っ直ぐ黄道に当てたところ? 南斗(さそり座のあたり)の隣りの、おおかみ座の最も明るい星とケンタウルス座の中心の星を結んだ線?)が大きくなれば、兵(戦い)が起(お)こる。