其出如浮如沈其國有土功
その出るが、浮くが如(ごと)く、沈むが如(ごと)くすれば、その国は土功(土地と手柄)を有する。
如沈如浮其野亡
沈むが如(ごと)く、浮くが如(ごと)くすれば、その野は亡(ほろ)ぶ。
色赤而有角其所居國昌迎角而戰者不勝
色が赤で角(=較(かく)? 明るいさま)を有すれば、その居るところの国は昌(さかえる)。角(=較(かく)? 明るいさま)を抑(おさ)えて(迎=抑?)戦うものは、勝たない。
星色赤黃而沈所居野大穰
星色が赤黄にして沈めば、野に居るところは大いに穣(穀物が豊かにみのる)。
色青白而赤灰所居野有憂
色が青白にして赤灰であれば、野に居るところは憂いを有する。
歲星入月其野有逐相
歳星(木星)が月に入ると、その野は逐相(あらそい 相(そう)=争(そう)?)を有する。
與太白斗其野有破軍
太白(金星)と斗(出会う =闘(とう)?)すれば、その野は破軍(破れた軍)を有する。
歲星一曰攝提曰重華曰應星曰紀星
歳星(木星)は一に曰く攝提、曰く重華,曰く応星,曰く紀星、と。
營室為清廟歲星廟也
営室は清廟と為し、歳星(木星)は廟(びょう)である。
察剛氣以處熒惑曰南方火主夏日丙丁禮失罰出熒惑熒惑失行是也
剛気を察(さつ つまびらかにする)して、熒惑(火星)を処(しょ)するを以ってする。曰く、南方火、夏をつかさどり、日(太陽)は丙、丁。礼を失うと、罰が熒惑(火星)から出て、熒惑は行是(ただしく行くこと)を失うのである。
その出るが、浮くが如(ごと)く、沈むが如(ごと)くすれば、その国は土功(土地と手柄)を有する。
如沈如浮其野亡
沈むが如(ごと)く、浮くが如(ごと)くすれば、その野は亡(ほろ)ぶ。
色赤而有角其所居國昌迎角而戰者不勝
色が赤で角(=較(かく)? 明るいさま)を有すれば、その居るところの国は昌(さかえる)。角(=較(かく)? 明るいさま)を抑(おさ)えて(迎=抑?)戦うものは、勝たない。
星色赤黃而沈所居野大穰
星色が赤黄にして沈めば、野に居るところは大いに穣(穀物が豊かにみのる)。
色青白而赤灰所居野有憂
色が青白にして赤灰であれば、野に居るところは憂いを有する。
歲星入月其野有逐相
歳星(木星)が月に入ると、その野は逐相(あらそい 相(そう)=争(そう)?)を有する。
與太白斗其野有破軍
太白(金星)と斗(出会う =闘(とう)?)すれば、その野は破軍(破れた軍)を有する。
歲星一曰攝提曰重華曰應星曰紀星
歳星(木星)は一に曰く攝提、曰く重華,曰く応星,曰く紀星、と。
營室為清廟歲星廟也
営室は清廟と為し、歳星(木星)は廟(びょう)である。
察剛氣以處熒惑曰南方火主夏日丙丁禮失罰出熒惑熒惑失行是也
剛気を察(さつ つまびらかにする)して、熒惑(火星)を処(しょ)するを以ってする。曰く、南方火、夏をつかさどり、日(太陽)は丙、丁。礼を失うと、罰が熒惑(火星)から出て、熒惑は行是(ただしく行くこと)を失うのである。