出則有兵入則兵散以其捨命國
出れば、兵(戦い)を有し、入れば兵(戦い)が散(さん おわる)じる。その明国(国を照らす 命(めい)=明(めい)?)を捨(す)てるを以って、
(熒惑)熒惑為勃亂殘賊疾喪饑兵
熒惑(火星)は、勃乱(さかんに乱れる)、残賊(ざんぞく 人をいためつけきづつける)、疾、喪、餓(う)え、兵(戦い)を為す。
反道二舍以上居之三月有殃
道を二舎以上反(かえ)して、これに居(お)るは、三ヶ月で殃(わざわい)を有し、
五月受兵七月半亡地九月太半亡地
五ヶ月で兵(戦い)を受け、七ヶ月で地を半分亡(な)くし、九ヶ月で地の大半を亡(な)くす。
因與俱出入國絕祀居之殃還至雖大當小
因(よ)りてともに出入りに与(あずか)れば、国は祭祀を絶(た)つ。これに居(い)て、殃(わざわい)が還(すみやか)に至れば、大と雖(いえど)も小に当たり、
久而至當小反大其南為丈夫[喪]北為女子喪
(わざわいが)久しくして至れば、小に当たっても反(かえ)って大になる。その南は丈夫(長い霧?)に為り、北は女子喪(長い小雨?)に為る。
若角動繞環之及乍前乍後左右殃益大
もしも角(較(かく)?明るいさま)が、動いて繞環(まつわりかこむ)し、前になったり後ろになったり、左右になったりするに及べば、,殃(わざわい)はますます大きくなる。
與他星斗光相逮為害不相逮不害
他の星と斗(闘? 出会う)したとき、光が相(あい)逮(たい およぶ)せば、害を為し、相(あい)逮(たい およぶ)さなければ、害さない。
五星皆從而聚于一舍其下國可以禮致天下
五星が皆(みな)したがって一つの舎に集まったとき、その下にある国は礼を以って天下に致(いた)すことができる。
法出東行十六舍而止
法(火星のみち)は、東行に出て十六舎で止まり、
逆行二舍六旬復東行自所止數十舍十月而入西方
二舎を逆行し、六旬(六十日)でふたたび東行し、みずから止まるところ数十舎、十ヶ月にして西方に入り、
伏行五月出東方其出西方曰「反明」主命者惡之
伏行(太陽の反対側でみえなくなる)すること五ヶ月して、東方に出る。その西方に出るは曰く「反明」と、主明者(命=明?)はこれを悪(にくむ)する。
東行急一日行一度半
東行は急(きゅう はやい)で、一日に行くは一度半。
出れば、兵(戦い)を有し、入れば兵(戦い)が散(さん おわる)じる。その明国(国を照らす 命(めい)=明(めい)?)を捨(す)てるを以って、
(熒惑)熒惑為勃亂殘賊疾喪饑兵
熒惑(火星)は、勃乱(さかんに乱れる)、残賊(ざんぞく 人をいためつけきづつける)、疾、喪、餓(う)え、兵(戦い)を為す。
反道二舍以上居之三月有殃
道を二舎以上反(かえ)して、これに居(お)るは、三ヶ月で殃(わざわい)を有し、
五月受兵七月半亡地九月太半亡地
五ヶ月で兵(戦い)を受け、七ヶ月で地を半分亡(な)くし、九ヶ月で地の大半を亡(な)くす。
因與俱出入國絕祀居之殃還至雖大當小
因(よ)りてともに出入りに与(あずか)れば、国は祭祀を絶(た)つ。これに居(い)て、殃(わざわい)が還(すみやか)に至れば、大と雖(いえど)も小に当たり、
久而至當小反大其南為丈夫[喪]北為女子喪
(わざわいが)久しくして至れば、小に当たっても反(かえ)って大になる。その南は丈夫(長い霧?)に為り、北は女子喪(長い小雨?)に為る。
若角動繞環之及乍前乍後左右殃益大
もしも角(較(かく)?明るいさま)が、動いて繞環(まつわりかこむ)し、前になったり後ろになったり、左右になったりするに及べば、,殃(わざわい)はますます大きくなる。
與他星斗光相逮為害不相逮不害
他の星と斗(闘? 出会う)したとき、光が相(あい)逮(たい およぶ)せば、害を為し、相(あい)逮(たい およぶ)さなければ、害さない。
五星皆從而聚于一舍其下國可以禮致天下
五星が皆(みな)したがって一つの舎に集まったとき、その下にある国は礼を以って天下に致(いた)すことができる。
法出東行十六舍而止
法(火星のみち)は、東行に出て十六舎で止まり、
逆行二舍六旬復東行自所止數十舍十月而入西方
二舎を逆行し、六旬(六十日)でふたたび東行し、みずから止まるところ数十舎、十ヶ月にして西方に入り、
伏行五月出東方其出西方曰「反明」主命者惡之
伏行(太陽の反対側でみえなくなる)すること五ヶ月して、東方に出る。その西方に出るは曰く「反明」と、主明者(命=明?)はこれを悪(にくむ)する。
東行急一日行一度半
東行は急(きゅう はやい)で、一日に行くは一度半。