旦至食為麥食至日昳為稷
旦(夜明け)が食(朝食?)に至り、麦と為し、食(朝食?)が日昳(昼過ぎ)に至り、稷(うるちきび)と為し、
昳至餔為黍餔至下餔為菽
昳(昼過ぎ)が餔(午後四時頃の食事)に至り、黍(もちきび)と為し、餔(午後四時頃の食事)が下餔に至って菽(豆)と為し、
下餔至日入為麻
下餔が日の入りに至って、麻(ごま)と為し、
欲終日(有雨)有雲有風有日
終日(一日中)欲する。雲有り、風有り、日(太陽)有り、
日當其時者深而多實
日(太陽)がその時(季節)に当たって、深くして実(みのり)が多い。
無雲有風日當其時淺而多實
雲が無く、風、日(太陽)が有り、その時(季節)に当たって、浅くして実(みのり)が多い。
有雲風無日當其時深而少實
雲、風が有り、日(太陽)が無ければ、その時(季節)に当たって、深くして実(みのり)が少ない。
有日無雲不風當其時者稼有敗
日(太陽)が有って、雲が無く、風がふかなければ、その時(季節)に当たって、稼(作物)は敗(不作)を有(ゆう)する。
如食頃小敗熟五斗米頃大敗
穡(しょく よくみのった穀物 食(しょく)=穡(しょく)?)に及んだ頃は小敗(やや不作)、
よくみのった穀物が熟(う)れた頃(五斗米(ふち)=食(ふち)=穡(しょく)?)は、大敗(大不作)。
則風復起有雲其稼復起
すなわち風がまた起きて、雲が有れば、その稼(作物)はふたたび起きる。
各以其時用雲色占種(其)所宜
各(おのおの)がその時(季節)を以って雲の色を用いて、その宜(よろ)しきところに種(たねをまく)するを占(うらな)う。
其雨雪若寒歲惡
その雪がふり若(も)しくは寒ければ、歳(穀物のできぐあい)は悪い。
旦(夜明け)が食(朝食?)に至り、麦と為し、食(朝食?)が日昳(昼過ぎ)に至り、稷(うるちきび)と為し、
昳至餔為黍餔至下餔為菽
昳(昼過ぎ)が餔(午後四時頃の食事)に至り、黍(もちきび)と為し、餔(午後四時頃の食事)が下餔に至って菽(豆)と為し、
下餔至日入為麻
下餔が日の入りに至って、麻(ごま)と為し、
欲終日(有雨)有雲有風有日
終日(一日中)欲する。雲有り、風有り、日(太陽)有り、
日當其時者深而多實
日(太陽)がその時(季節)に当たって、深くして実(みのり)が多い。
無雲有風日當其時淺而多實
雲が無く、風、日(太陽)が有り、その時(季節)に当たって、浅くして実(みのり)が多い。
有雲風無日當其時深而少實
雲、風が有り、日(太陽)が無ければ、その時(季節)に当たって、深くして実(みのり)が少ない。
有日無雲不風當其時者稼有敗
日(太陽)が有って、雲が無く、風がふかなければ、その時(季節)に当たって、稼(作物)は敗(不作)を有(ゆう)する。
如食頃小敗熟五斗米頃大敗
穡(しょく よくみのった穀物 食(しょく)=穡(しょく)?)に及んだ頃は小敗(やや不作)、
よくみのった穀物が熟(う)れた頃(五斗米(ふち)=食(ふち)=穡(しょく)?)は、大敗(大不作)。
則風復起有雲其稼復起
すなわち風がまた起きて、雲が有れば、その稼(作物)はふたたび起きる。
各以其時用雲色占種(其)所宜
各(おのおの)がその時(季節)を以って雲の色を用いて、その宜(よろ)しきところに種(たねをまく)するを占(うらな)う。
其雨雪若寒歲惡
その雪がふり若(も)しくは寒ければ、歳(穀物のできぐあい)は悪い。