是日光明聽都邑人民之聲
ここに日(太陽)は光明(こうめい)と明らかになり、都邑の人民の歌声を聴(き)く。
聲宮則歲善吉商則有兵
歌声は宮(おそらくハ(ド)を主音にした長音階)ならば、歳(穀物のみのりぐあい)は善(よ)く、吉(きち)、商(おそらくニ(レ)を主音にした長音階)ならば、兵(戦い)を有する。
徵旱羽水角歲惡
徵(おそらくト(ソ)を主音にした長音階)ならば、旱(日照り)、羽(おそらくイ(ラ)を主音にした長音階)ならば、水(水害)、角(おそらくホ(ミ)を主音にした長音階)ならば、歳(穀物のみのりぐあい)は悪い。
或從正月旦比數雨率日食一升至七升而極過之不占
或いは正月旦(ついたち)から雨を比較して数える。率(おおかた)一日に食べるは一升、七升に至って極まり、これを過ぎるは占なわない。
數至十二日日直其月占水旱
数が十二日に至って、日(太陽)はその月に直(ひきあたる)し、水(水害)旱(日照り)を占(うら)なう。
為其環(城)[域]千里內占則(其)為天下候竟正月
その一千里内を環(かこむ)して占ないを為し、すなわち、天下の為(ため)に候(うかがい)し、正月を竟(きわめる)する。
月所離列宿日風雲占其國
月が離れたところの列宿、日(太陽)、風、雲はその国を占なう。
然必察太歲所在在金穰水毀
然(しか)るに必ず太歳(木星)の所在(しょざい)を察する。金星に在(あ)れば、穣(穀物が豊かに実る)、水星ならば、毀(こぼつ)、
木饑火旱此其大經也
土星(木=土?)ならば、 饑(穀物が実らない)、火星ならば、旱(日照り)。これがその大経(常道)である。
ここに日(太陽)は光明(こうめい)と明らかになり、都邑の人民の歌声を聴(き)く。
聲宮則歲善吉商則有兵
歌声は宮(おそらくハ(ド)を主音にした長音階)ならば、歳(穀物のみのりぐあい)は善(よ)く、吉(きち)、商(おそらくニ(レ)を主音にした長音階)ならば、兵(戦い)を有する。
徵旱羽水角歲惡
徵(おそらくト(ソ)を主音にした長音階)ならば、旱(日照り)、羽(おそらくイ(ラ)を主音にした長音階)ならば、水(水害)、角(おそらくホ(ミ)を主音にした長音階)ならば、歳(穀物のみのりぐあい)は悪い。
或從正月旦比數雨率日食一升至七升而極過之不占
或いは正月旦(ついたち)から雨を比較して数える。率(おおかた)一日に食べるは一升、七升に至って極まり、これを過ぎるは占なわない。
數至十二日日直其月占水旱
数が十二日に至って、日(太陽)はその月に直(ひきあたる)し、水(水害)旱(日照り)を占(うら)なう。
為其環(城)[域]千里內占則(其)為天下候竟正月
その一千里内を環(かこむ)して占ないを為し、すなわち、天下の為(ため)に候(うかがい)し、正月を竟(きわめる)する。
月所離列宿日風雲占其國
月が離れたところの列宿、日(太陽)、風、雲はその国を占なう。
然必察太歲所在在金穰水毀
然(しか)るに必ず太歳(木星)の所在(しょざい)を察する。金星に在(あ)れば、穣(穀物が豊かに実る)、水星ならば、毀(こぼつ)、
木饑火旱此其大經也
土星(木=土?)ならば、 饑(穀物が実らない)、火星ならば、旱(日照り)。これがその大経(常道)である。