眾庶街巷有馬阡陌之成群
眾庶(多い)の街巷(大通りと小路)には馬がおり、阡陌(田の中の道)の間は群(む)れを成(な)し、
而乘字牝者儐而不得聚會
しこうして、牸牝(めうし)に乗る者は儐(眉をひそめる)されて会に集まることを得られなかった。
守閭閻者食粱肉為吏者長子孫居官者以為姓號
閭閻(村の門)を守る者は粱(大粒のあわ)と肉を食べ、吏(役人)と為った者は子孫を長(さかんになる)し、官に居(い)る者は姓号(姓名と本名以外の呼び名)をつくるを以ってした。
故人人自愛而重犯法先行義而後絀恥辱焉
故(ゆえ)に人々は自愛(自分自身で自分の身を大切にする)し法を犯(おか)すことを重(おそれる)んじ、先(さき)は義(ぎ)を行(おこな)いて、後(うし)ろは恥辱(ちじょく)を絀(しりぞける)したのである。
眾庶(多い)の街巷(大通りと小路)には馬がおり、阡陌(田の中の道)の間は群(む)れを成(な)し、
而乘字牝者儐而不得聚會
しこうして、牸牝(めうし)に乗る者は儐(眉をひそめる)されて会に集まることを得られなかった。
守閭閻者食粱肉為吏者長子孫居官者以為姓號
閭閻(村の門)を守る者は粱(大粒のあわ)と肉を食べ、吏(役人)と為った者は子孫を長(さかんになる)し、官に居(い)る者は姓号(姓名と本名以外の呼び名)をつくるを以ってした。
故人人自愛而重犯法先行義而後絀恥辱焉
故(ゆえ)に人々は自愛(自分自身で自分の身を大切にする)し法を犯(おか)すことを重(おそれる)んじ、先(さき)は義(ぎ)を行(おこな)いて、後(うし)ろは恥辱(ちじょく)を絀(しりぞける)したのである。