敢私鑄鐵器煮鹽者釱左趾沒入其器物
敢(あ)えて私(個人的に)鉄器を鋳(い)たり、塩を煮る者は、左の趾(あし)に釱(あしかせ)をして、その器物を没入します。
郡不出鐵者置小鐵官便屬在所縣
郡の鉄を出(産出)さないものは、小鐵官を置いて、在所(ざいしょ くにもと)の県を便属(つごうよくつきしたがわせる)させます」と。
使孔僅東郭咸陽乘傳舉行天下鹽鐵
孔僅、東郭咸陽をつかわし、伝車に乗って、天下の塩鉄を挙行させた。
作官府除故鹽鐵家富者為吏
官府を作り、故(まえ)の塩鉄家の富者を除(=叙(じょ)任官する)して吏(役人)に為さしめた。
吏道益雜不選而多賈人矣
吏道はますます雑(いりみだれる)し、選(えら)ばれなくなり、しこうして賈人(商人)が多くなったのである。
敢(あ)えて私(個人的に)鉄器を鋳(い)たり、塩を煮る者は、左の趾(あし)に釱(あしかせ)をして、その器物を没入します。
郡不出鐵者置小鐵官便屬在所縣
郡の鉄を出(産出)さないものは、小鐵官を置いて、在所(ざいしょ くにもと)の県を便属(つごうよくつきしたがわせる)させます」と。
使孔僅東郭咸陽乘傳舉行天下鹽鐵
孔僅、東郭咸陽をつかわし、伝車に乗って、天下の塩鉄を挙行させた。
作官府除故鹽鐵家富者為吏
官府を作り、故(まえ)の塩鉄家の富者を除(=叙(じょ)任官する)して吏(役人)に為さしめた。
吏道益雜不選而多賈人矣
吏道はますます雑(いりみだれる)し、選(えら)ばれなくなり、しこうして賈人(商人)が多くなったのである。