南山經之首曰䧿山
南山経の首(はじめ)は曰く、䧿山、と。
其首曰招搖之山臨于西海之上多桂多金玉
その首(はじめ)は曰く、招搖の山、と。西海の上(ほとり)を臨(のぞ)み、桂(木名)が多く、金玉(金属や宝石)が多い。
有草焉其狀如韭而青花其名曰祝餘食之不飢
草が有って、その状(かたち)は韭(にら)の如(ごと)くにして青い花で、その名は曰く、祝余、と。これを食すると飢(う)えない。
有木焉其狀如穀而理
木が有って、その状(かたち)は穀(かたい殻(から)という意味があるので、樹木であればクリ、クルミなどの類? 穀の別字でカジノキがありますがこちらはちょっと違うのではないかと思います)にして黒い理(木肌)で、
其花四照其名曰迷穀佩之不迷
その花は雌雄(雌花、雄花 (クリ、クルミ、どんぐり等には同じ木に雌花、雄花がある 四(し)=雌(し)?照(しょう)=雄(現代音はション おそらく隹(スイ サイ)より音が取られている?)で、その名は曰く迷穀、と。(おそらくどんぐりのなる樫(カシ)の木のようなもの?)これを佩(お)びると迷(まよ)わない。
有獸焉其狀如禺而白耳
獣(けもの)が有って、その状(かたち)は狖(イタチ または(熊(ゆう)よりクマ)禺(現代音ユィ)=狖(ゆう)?)にして白い耳で、
伏行人走其名曰狌狌食之善走
伏(ふ)して、人の足(あるく 走=足?))ように行き、(人と同じに踵(かかと)を地面につけて歩く蹠行性動物のこと?)、その名は曰く狌狌、と。(狌はイタチの意 おそらくレッサーパンダ(イタチのようでありクマのようでもあり、耳が白く、蹠行性動物であり、また棲息地域が中国であるので))これを食すると善(よ)く走る。
南山経の首(はじめ)は曰く、䧿山、と。
其首曰招搖之山臨于西海之上多桂多金玉
その首(はじめ)は曰く、招搖の山、と。西海の上(ほとり)を臨(のぞ)み、桂(木名)が多く、金玉(金属や宝石)が多い。
有草焉其狀如韭而青花其名曰祝餘食之不飢
草が有って、その状(かたち)は韭(にら)の如(ごと)くにして青い花で、その名は曰く、祝余、と。これを食すると飢(う)えない。
有木焉其狀如穀而理
木が有って、その状(かたち)は穀(かたい殻(から)という意味があるので、樹木であればクリ、クルミなどの類? 穀の別字でカジノキがありますがこちらはちょっと違うのではないかと思います)にして黒い理(木肌)で、
其花四照其名曰迷穀佩之不迷
その花は雌雄(雌花、雄花 (クリ、クルミ、どんぐり等には同じ木に雌花、雄花がある 四(し)=雌(し)?照(しょう)=雄(現代音はション おそらく隹(スイ サイ)より音が取られている?)で、その名は曰く迷穀、と。(おそらくどんぐりのなる樫(カシ)の木のようなもの?)これを佩(お)びると迷(まよ)わない。
有獸焉其狀如禺而白耳
獣(けもの)が有って、その状(かたち)は狖(イタチ または(熊(ゆう)よりクマ)禺(現代音ユィ)=狖(ゆう)?)にして白い耳で、
伏行人走其名曰狌狌食之善走
伏(ふ)して、人の足(あるく 走=足?))ように行き、(人と同じに踵(かかと)を地面につけて歩く蹠行性動物のこと?)、その名は曰く狌狌、と。(狌はイタチの意 おそらくレッサーパンダ(イタチのようでありクマのようでもあり、耳が白く、蹠行性動物であり、また棲息地域が中国であるので))これを食すると善(よ)く走る。