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Channel: 倭人伝を解く
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有獸焉其狀如狐而九尾

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有獸焉其狀如狐而九尾

獣(けもの)が有って、その状(かたち)は狐(きつね)の如(ごと)くして虯尾(へびのような尾、あるいは蚯(きゅう)でみみずのような尾 九(きゅう)=虯(きゅう)=蚯(きゅう)?)で、

其音如嬰兒能食人食者不蠱

その音(鳴き声)は嬰児(乳児)の如(ごと)く、人を食べることが能(できる)で、食べた者は蠱(人の腹の中に生じる虫 あるいは人を害する悪い気)にならない。(おそらくハクビシン?)

有鳥焉其狀如鳩

鳥(とり)が有って、その状(かたち)は鳩(はと)の如(ごと)くで、

其音若呵名曰灌灌佩之不惑

その音(鳴き声)は呵(わらう)がごとくで、名は曰く、灌灌、と。これを佩(お)びると惑(まど)わない(おそらくハイタカ?)。

英水出焉南流注于即翼之澤

英水が出でて、南に流れて即翼の沢に注(そそ)ぐ。

其中多赤鱬其狀如魚而人面

その中には赤い鱬(おそらくナマズのこと?)が多く、その状(かたち)は魚の如(ごと)くして人のような面(顔)で、

其音如鴛鴦食之不疥

その音(鳴き声)は鴛鴦(おしどり)の如(ごと)くで、これを食すると疥(ひぜん)にならない。(赤いナマズ?)

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