南次三經之首曰天虞之山其下多水不可以上
南次三経の首(はじめ)は曰く、天虞の山と。その下には水(川)が多く、残らず(上(しょう)=勝(しょう)?)挙(あ)げるを以ってすることはできない。
東五百里曰禱過之山其上多金玉
東に五百里(一里150m換算で約75km)、曰く、禱過の山と。その上には金玉(金属や宝石)が多く、
其下多犀兕多象
その下には犀(さい)、兕(野牛)が多く、象(ぞう)が多い。
有鳥焉其狀如鵁而白首
鳥が有って、その状(かたち)は鴝(ふくろう 鵁(こう)=鴝(こう)?)の如(ごと)くにして白い首(あたま)で、
三足人面其名曰瞿如其鳴自號也
鸇(はやぶさ 三(さん)=鸇(せん)?)のような足に、人のような面(顔)で、その名は曰く、瞿如(音から鴝鵅と書けてふくろうの意)と。その鳴き声は自らの号(本名以外の呼び名)である。(おそらくメンフクロウ?)
泿水出焉而南流注于海
泿水が出でて、しこうして南に流れて海に注(そそ)ぐ。
其中有虎蛟其狀魚身而蛇尾
その中には虎蛟(音から虚蛟と書け「ほんとうでないみずち」の意?)が有って、その状(かたち)は魚のような身(からだ)にして蛇のような尾で、
其音如鴛鴦食者不腫可以已痔
その音(声)は 鴛鴦(おしどり)の如(ごと)くで、食べた者は腫(はれもの)にならず、痔(じ)を已(いやす)することができる。(ウナギ?)
南次三経の首(はじめ)は曰く、天虞の山と。その下には水(川)が多く、残らず(上(しょう)=勝(しょう)?)挙(あ)げるを以ってすることはできない。
東五百里曰禱過之山其上多金玉
東に五百里(一里150m換算で約75km)、曰く、禱過の山と。その上には金玉(金属や宝石)が多く、
其下多犀兕多象
その下には犀(さい)、兕(野牛)が多く、象(ぞう)が多い。
有鳥焉其狀如鵁而白首
鳥が有って、その状(かたち)は鴝(ふくろう 鵁(こう)=鴝(こう)?)の如(ごと)くにして白い首(あたま)で、
三足人面其名曰瞿如其鳴自號也
鸇(はやぶさ 三(さん)=鸇(せん)?)のような足に、人のような面(顔)で、その名は曰く、瞿如(音から鴝鵅と書けてふくろうの意)と。その鳴き声は自らの号(本名以外の呼び名)である。(おそらくメンフクロウ?)
泿水出焉而南流注于海
泿水が出でて、しこうして南に流れて海に注(そそ)ぐ。
其中有虎蛟其狀魚身而蛇尾
その中には虎蛟(音から虚蛟と書け「ほんとうでないみずち」の意?)が有って、その状(かたち)は魚のような身(からだ)にして蛇のような尾で、
其音如鴛鴦食者不腫可以已痔
その音(声)は 鴛鴦(おしどり)の如(ごと)くで、食べた者は腫(はれもの)にならず、痔(じ)を已(いやす)することができる。(ウナギ?)